
重慶市沙坪壩区にある重慶ポンプ廠の工場で作業する従業員。(7月16日撮影、重慶=新華社記者/王全超)
【新華社北京10月19日】中国国家統計局が19日発表した2026年1~9月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質で前年同期比4・6%増の107兆1071億元(1元=約24円)だった。
四半期別の伸び率は第1四半期(1~3月)が5・0%、第2四半期(4~6月)が4・3%、第3四半期(7~9月)が4・5%となった。
14日、北大荒農墾集団黒竜江綏浜(すうひん)農場の乾燥場で、稲もみの切り返し作業をするブルドーザー。(鶴崗=新華社配信/李興)
農業生産が好調で、工業生産の伸びも比較的高く、サービス業も安定して成長した。全国の夏収穫食糧(穀類・豆類・いも類)と早稲の合計生産量は前年比78万トン(0・4%)増の1億7904万トンだった。秋収穫食糧の状況も良く、通年で再度の豊作が見込まれる。1~9月期の増加値(付加価値額)は一定規模(主要事業の年間売上高2千万元)以上の工業企業が5・3%増、サービス業が5・2%増となった。
消費市場が引き続き拡大し、知的財産生産物向け投資は高めの伸びとなり、モノの輸出入も大きく伸びた。社会消費商品・サービス小売総額の伸びは2・6%、知的財産生産物向け投資は9・3%となり、モノの貿易額は18・8%増の39兆9399億元だった。
5日、遼寧省瀋陽市の西塔街区を散策する人たち。(瀋陽=新華社記者/李鋼)
消費者物価が緩やかに上がり、雇用情勢は全体的に安定し、住民所得が着実に伸びた。消費者物価指数(CPI)は0・9%、生産者物価指数(PPI)は2・3%それぞれ上昇。都市部調査失業率の平均値は横ばいの5・2%、全国の住民1人当たり可処分所得は名目5・3%増の3万4230元だった。
国家統計局の毛盛勇(もう・せいゆう)副局長は国務院新聞(報道)弁公室が19日開いた記者会見で「総じて見れば、1~9月期の国民経済は圧力に耐えて前進し、より新しく、より良い方向へ発展した。主要指標に前向きな変化が増え、質の高い発展は新たな成果を上げた」と説明すると同時に「国際環境は複雑で変化が激しく、国内の需要不足の問題はなお際立っており、経済が安定を保ちつつ好転していく基盤を今後も固めていく必要がある」と指摘した。