
中国重慶市にある自動車メーカーの工場で、ラインオフを待つ新エネルギー車。(7月16日、ドローンから、重慶=新華社記者/王全超)
【新華社北京10月13日】中国商務部の報道官は12日、ハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)貿易に関する中国と欧州連合(EU)の協議について、貿易・投資協議メカニズムの下で対話を継続し、多くの成果と共通認識に達しており、安定的で均衡の取れた重要な貿易パートナーシップを維持する上で有益であると表明し、次のように述べた。
双方は相互尊重、対等協議の原則に基づき、HV、EV貿易について集中的に協議し、経済・貿易に関する意見の相違や互いの懸念をバランス良く処理した。
HVについて、双方は三つの基本原則を強調、確認した。①事実尊重。EU統計局によると、EUが中国から輸入したHVは2024年が10万7千台で、25年が30万2千台だった。双方は25年の数値を基準にしたさらなる引き上げで合意し、中国企業の輸出余地と安定的な成長を確保するとともに、現実に即した双方の産業の合理的な懸念に配慮した。②非差別。いかなる措置も中国製品を標的とすることはなく、ましてや中国企業を差別的に処遇することはない。中国が得る割当量はEUの他の輸入元より少なくなることはない。③法令順守。双方は貿易合意が世界貿易機関(WTO)の規則に準拠すべきであると確認した。中国はWTOの枠組みの下で紛争解決手続きを申し立て、貿易補償を要求する一切の権利を留保する。三つの基本原則は一貫しており、中国企業の合法的権益を保障する堅固な基盤である。
EVについて、双方は1月に反補助金事案の「軟着陸」を実現し、EUは価格約束の指針文書を発表した。これを受け、EUは今後もEV事案での企業による価格約束関連手続き、およびその他の再審査手続きを推進する。
こうした共通認識は対等・互恵の原則に基づき、中国企業の実質的利益を強力に保護し、中国とEUの貿易摩擦のエスカレートを回避するとともに、双方に安定的で予測可能かつ持続可能な貿易・投資環境をもたらし、経済・貿易関係の安定、均衡、健全な発展に寄与する。