古い街並みと古建築、ゲームで脚光 中国・山西省汾城鎮

古い街並みと古建築、ゲームで脚光 中国・山西省汾城鎮

新華社 | 2026-10-13 09:53:15

3日、汾城古鎮の城隍廟で披露された襄汾県の伝統鼓楽「花腔鼓(かこうこ)」。(襄汾=新華社記者/鄧浩然)

 【新華社太原10月13日】中国山西省臨汾(りんふん)市襄汾(じょうふん)県の汾城鎮は、長い歴史と豊かな文化を持つ。唐初の名将、尉遅恭(うっち・きょう)の封戸(ふこ=租税を納める世帯)があった地とされ、その後、太平県の県城(県の中心地)が置かれた。

 鎮内には明清時代を中心に歴史的建造物が数多く残る。全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財)に指定される汾城古建築群は不動産文化財23カ所を含み、国内でも旧県城の街並みが比較的良く保存され、今も人々が暮らしている。2007年に「中国歴史文化名鎮」に選ばれた。

3日、汾城古鎮の鼓楼。(襄汾=新華社記者/鄧浩然)

 汾城鎮では、孔子を祭る文廟や町の守護神を祭る城隍廟などの貴重な古建築が文化財保護を理由に長年にわたり非公開とされてきた。2024年8月に古典小説「西遊記」を題材としたアクションゲーム「黒神話:悟空」が発売されると、ゲームの舞台の一つとして注目を集め、同年10月の国慶節連休に鎮内の古建築が一般公開された。

 汾城古鎮風景区の運営責任者によると、今年1~6月の観光客数は27万1千人で、客足は順調に伸びているという。地元政府はここ数回の大型連休に合わせて無形文化遺産の展示や文化マーケットなどのイベントを開催。古舞台や古い街並みで伝統風習などを披露し、観光客に晋南地域(同省南部)の地域文化を伝えている。(記者/鄧浩然)

3日、汾城古鎮城隍廟前の琉璃照壁で写真を撮る観光客。(襄汾=新華社記者/鄧浩然)

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