無形文化遺産「ダイ族手すき製紙技法」で農村振興 中国雲南省

無形文化遺産「ダイ族手すき製紙技法」で農村振興 中国雲南省

新華社 | 2026-10-07 20:12:15

ダイ族伝統の手すき紙作りに励む芒団村の住民。(昆明=新華社配信)

 【新華社昆明10月7日】中国雲南省臨滄市耿馬県芒団村では秋に入り、住民たちが600年以上の歴史を持つダイ族伝統の手すき紙作りに励んでいる。

 ダイ族・ナシ族の手すき製紙技法は2006年に第1次国家級無形文化遺産リストに登録された。芒団村のダイ紙は、原料の選別、浸漬(しんせき)、灰混和、蒸煮、洗浄、叩解(こうかい)、紙はがしなどの工程を経て作られる。完成した芒団村のダイ紙は通常白棉紙と呼ばれ、しなやかで強靱(きょうじん)な質感と温かみのある風合い、優れた保存性があり、文化と実用の両面で高い価値を持つ。

天日干しされる白棉紙。(昆明=新華社配信)

 芒団村は無形文化遺産継承の取り組みを深めると同時に、無形文化遺産の活性化と産業による住民の増収を実現する発展の道を模索し続けている。生産されたダイ紙の一部はタイや韓国などの国・地域に輸出されている。2025年、同村の白棉紙の生産量は390万枚余り、生産額は790万元(1元=約24円)を超えた。特色ある製紙産業は住民120人余りに地元就業の機会をもたらし、1人当たり約6万元の増収をもたらしている。(記者/王安浩維)

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