秋の高原旅行、海外観光客を魅了 中国青海省

秋の高原旅行、海外観光客を魅了 中国青海省

新華社 | 2026-10-06 19:41:30

青海湖で記念撮影する外国人観光客。(資料写真、西寧=新華社配信)

 【新華社西寧10月6日】中国青海省は秋の行楽シーズンを迎え、青海湖の水は青が深まり、湖を囲む草原の草も緑から黄色に変わった。夏は避暑目的の観光客が中心だったが、今年の秋はオフピークを狙った外国人観光客の姿が目立って増えている。

 同省を9月以降に訪れた海外の観光客や交流団体は前年同期比2・7倍となり、東南アジアやイタリア、ドイツが中心だった。

 観光客層の季節的変化も見られ、青海省康輝国際旅行社の張俊才(ちょう・しゅんさい)総経理は、夏のインバウンドは近距離の東南アジア客が中心だったのに対し、秋以降は距離の遠い欧州客の割合が大きく増えたとし「欧州の観光客は旅のペースや自然・文化体験をより重視している」と語った。

青海省剛察県から見た青海湖。(資料写真、ドローンから、西寧=新華社記者/白瑪央措)

 ゆったりとしたペースが今秋の外国人観光客の特徴となっている。青海省旅行社協会の翟娟英(てき・けんえい)会長によると、秋の観光客の平均滞在日数は夏に比べ1~2日長く、8日間周遊ルートでは4日間を同省で過ごし、残りの4日間は甘粛省の敦煌などに足を延ばすという。

 秋は貴徳県やチャカ塩湖(烏蘭県)、ゴルムド市が人気の目的地で、自然景観のほか、歴史・文化資源も外国人観光客を引きつけている。西寧市では塔爾(タール)寺や青海チベット医薬文化博物院の人気が高い。タンカ(チベット仏画)の絵付け、伝統刺しゅうの「青繍(せいしゅう)」、高足踊り、ラーメン作りなど無形文化遺産の体験プログラムに参加する人も多い。

青海省のチャカ塩湖風景区を訪れた米ユタ州青少年研修団のメンバー。(5月30日撮影、海西=新華社配信)

 2025年に青海省を訪れた国内外の観光客は前年比20・1%増の6457万3100人。うち、インバウンド客は約3・1倍の11万5200人だった。今年1~8月のインバウンド客は前年同期比90・3%増の19万5800人に上った。(記者/白瑪央措)

3日、青海省の坎布拉(カンブラー)世界ジオパーク。(尖扎=新華社配信)

青海省の坎布拉(カンブラー)風景区で自撮りをする外国人観光客。(5月3日撮影、尖扎=新華社配信)

青海省のチャルハン塩湖風景区で特製アイスクリームを味わう外国人観光客。(9月18日撮影、ゴルムド=新華社配信)


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