28日、雄安都市コンピューティングセンター。(雄安=新華社配信)
【新華社雄安9月30日】中国河北省の雄安新区で29日、「2026未来産業イノベーション発展大会」が開かれた。開幕に先立ち、一部の参加者が雄安新区中関村サイエンスパークや雄安都市コンピューティングセンターなど主要産業イノベーション拠点を訪問し、未来都市が持つ科学技術イノベーションの活力を間近で体感した。
同区容東エリアにある中関村サイエンスパークの展示ホールには、高空消火ドローンや仮想現実(VR)ヘッドセット、バイオミメティクス(生物模倣)ロボットなど、さまざまな科学技術製品が展示されている。パークは2023年に開設し、現在では人工知能(AI)やデジタル技術、バイオテクノロジー、低空経済など関連企業290社余り、イノベーション人材3200人余りが集まっている。

28日、中関村サイエンスパークの展示ホールを見学する参加者。(雄安=新華社記者/楊珏)
展示ホールを出た参加者は、次に雄安都市コンピューティングセンターを訪れた。同センターは雄安新区が認可した唯一の恒久型データセンターで「都市大脳(シティーブレーン)」とも呼ばれている。すでに400億件以上の高品質データを集約し、クラウドコンピューティング、エッジコンピューティング、スーパーコンピューティング、スマートコンピューティングなど、異なるスペックの演算リソースを一元的に運用・最適化できる体制を整え、都市のスマートな運営を支えている。

28日、中関村サイエンスパークの展示ホールに展示された仮想現実(VR)ヘッドセット。(雄安=新華社記者/楊珏)
雄安新区は現代的な都市づくりを進めると同時に、生態文明建設を開発の全過程に組み込んでいる。これまでに48万4500ムー(約3万2300ヘクタール)に植林をし、緑化面積は74万4500ムー(約4万9600ヘクタール)、森林被覆率は35・2%に達している。また、「廃棄物ゼロ都市」づくりにも取り組み、グリーン(環境配慮型)建築の設計・施工・運用を推進。高ランクのグリーン建築の割合、再生水利用率、未処理ごみの埋め立てゼロ率、生活ごみの無害化処理率はいずれも100%に達している。
地元からの参加者は「ここ数年、雄安新区で暮らす中で、環境の改善を実感している。白洋淀の水もきれいになった」と感慨深げに語った。(記者/楊珏、陳思貝雅)

28日、中関村サイエンスパークの展示ホールに展示された生物模倣ロボットの外観デザイン模型。(雄安=新華社配信/陳思貝雅)

28日、中関村サイエンスパークの展示ホールで高空消火ドローンを見学する参加者。(雄安=新華社記者/楊珏)

28日、中関村サイエンスパークの展示ホールの一角。(雄安=新華社配信/陳思貝雅)