中国・江西省の鄱陽湖流域で原生生物の世界新種を発見

中国・江西省の鄱陽湖流域で原生生物の世界新種を発見

新華社 | 2026-09-23 16:47:45

研究チームが発見した新種「九江喇叭虫」。(組み合わせ写真、南昌=新華社配信)

 【新華社南昌9月23日】中国江西省の鄱陽湖流域でこのほど、生物多様性研究における新たな発見があった。農業農村部漁業資源・生態環境保護九江野外科学観測研究ステーション(九江市農業科学院)と上海海洋大学の共同研究による成果で、研究チームは発見した世界的新種の原生生物を「九江喇叭虫(Stentor jiujiangensis)」と命名した。関連の成果は8月末、国際動物分類学誌「Zootaxa」に掲載され、新種の遺伝子バーコード配列は米国立生物工学情報センター(NCBI)の国際公共遺伝子データベースにも登録された。

 今回の発見は、世界の淡水原生生物の遺伝資源ライブラリーをさらに拡充し、長江流域における水生生態系の継続的な改善と生物多様性の基盤強化を裏付ける、極めて高い科学的価値を持つミクロレベルの実証データとなった。

「九江喇叭虫」の手描きの模式図。(南昌=新華社配信)

 現在、世界で記録されているラッパムシ属はわずか20種余りにとどまる。今回発見された九江喇叭虫は体長約115~200マイクロメートルで、独特な形態的特徴を持ち識別性が高い。NCBIデータベースでのバーコード配列の照合結果からも、既知種と顕著な遺伝的差異があることが裏付けられ、新種認定の国際基準を完全に満たすことが確認された。(記者/陳柱佐)

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