17日、ASEAN加盟国展示エリアにある東ティモールのブースで、コーヒー豆収穫風景の写真パネルを撮影する来場者。(南寧=新華社記者/趙歓)
【新華社南寧9月23日】中国南部の広西チワン族自治区南寧市で17〜21日、第23回中国ASEAN(東南アジア諸国連合)博覧会が開かれた。拡大後のASEAN加盟11カ国がそろって参加したのは初めて。共同主催者として新たに加わった東ティモールが特に注目を集めた。
東ティモール館では、出展業者のダコスタさんがバイヤーにコーヒー豆を紹介していた。ダコスタさんは「わが国で最も重要な特産品はコーヒーだ」と語り、中国との協力深化により、多くの消費者に愛飲されることに期待を寄せた。
17日、ASEAN加盟国展示エリアの東ティモールブースに展示されたコーヒー製品。(南寧=新華社記者/趙歓)
コーヒーのほか、データ記録装置や気象センサーなどの製品も展示された。出展業者のシルバさんは、これらの機器が風速や風向、降雨量、落雷などのデータを収集し、太陽光モニタリングも可能だと説明。「気象観測分野の製品やソリューションを広くアピールし、パートナーを探したい」と語った。
身近なコーヒーから専門的な気象観測機器まで、東ティモールの「初出展」は単なる製品展示にとどまらず、同国が市場やパートナーを開拓する好機となった。
17日、東ティモール第2の都市、バウカウ市のブースを見学する来場者。(南寧=新華社記者/趙歓)
在中国東ティモール大使館のグテレス商務官は、東ティモールが広西チワン族自治区の平陸運河や北部湾港などを活用して地域間の物流連携を強化し、コーヒーやバニラ、水産物などの特産品の中国市場進出を後押しする考えを示した。同時に、工業設備や建材といった自国の発展に必要な物資の輸入も進めるとしている。
過去23年間で中国ASEAN博の協力範囲は、双方の「10プラス1」協力の推進から、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定協力や「一帯一路」共同建設への寄与へと拡大。中国とASEANが一体となって域外国との交流を促し、より多くの企業や市場に協力の機会を創出している。(記者/趙歓)
17日、展示ブースの前に立つ東ティモールの出展業者、シルバさん。(南寧=新華社記者/趙歓)
17日、広西チワン族自治区南寧市のスカイラインを背景に、芝生に立つ中国ASEAN博覧会のロゴマーク。(南寧=新華社記者/趙歓)
18日、第23回中国ASEAN博覧会の東ティモール館でコーヒーをいれる東ティモールのバリスタ。(南寧=新華社記者/趙歓)
17日、博覧会のメイン会場で、並び立つ国旗の中に今年新たに加わった東ティモールの国旗。(南寧=新華社記者/趙歓)