秦兵馬俑、発掘と保護に新モデル リスク低減で彩色残す

秦兵馬俑、発掘と保護に新モデル リスク低減で彩色残す

新華社 | 2026-09-16 18:20:01

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、秦俑の接合・復元を終えた秦始皇帝陵博物院の研究員ら。(西安=新華社記者/李一博)

 【新華社西安9月16日】中国陝西省西安市の秦始皇帝陵と兵馬俑坑は「世界8番目の不思議」と呼ばれ、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産にも登録されている。

 兵馬俑坑では、2024年の発見50周年を機に1号坑現場保護修復ラボと2号坑専門発掘・保護施設が設立された。現在は発掘から収蔵までの一貫した保護体制が構築され、応急保護と専門の施設・設備、情報化支援からなる新たな発掘・保護モデルが確立している。

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、秦俑の彩色を保護する文化財修復師。(西安=新華社記者/李一博)

 秦兵馬俑は2千年以上地下に埋もれ、火災や土層の崩落、地下水の変動などで破壊を受けた。表面に施されていた彩色の大部分は失われ、一部の俑にまだらな痕跡を残すのみとなっている。初期の発掘では出土後の急激な湿度変化により本来の色彩を残すことが難しかったが、今は出土俑を発掘現場からラボへ直送することで、出土と同時に保護、修復、研究を進められるようになった。

 彩色の残る兵馬俑が出土すると、1点ごとに窒素充填による保湿や超音波検査、3次元画像データの収集などを行い、続いて記録やクリーニング、補強などを実施。発掘、移送、修復、保管などの各プロセスで生じるリスクを極力低減するよう努めている。こうした科学的できめ細かなプロセスは日増しに充実し、秦兵馬俑の発掘・保護作業が新たな時代に入ったことを示している。

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、秦俑の接合・復元に当たる秦始皇帝陵博物院文物保護部の修復スタッフ。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑2号坑の発掘現場で、出土した秦俑の破片を接合する秦始皇帝陵博物院の職員ら。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、秦俑頭部の彩色を観察する秦始皇帝陵博物院の職員。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、彩色の保存状況が比較的良い秦俑頭部を固定する修復スタッフ。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、秦俑に残る職人の指紋など顕微鏡で観察する秦始皇帝陵博物院の職員。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、出土した秦俑の破片の3次元データを収集する文化財修復師。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、秦俑の接合・復元に当たる秦始皇帝陵博物院文物保護部の修復スタッフ。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、出土した秦俑の破片を観察する秦始皇帝陵博物院の研究員。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、秦俑の接合・修復に当たる秦始皇帝陵博物院文物保護部の修復スタッフ。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、兵馬俑専用の修復位置測定センサーを調整する秦始皇帝陵博物院の研究員ら。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、秦俑の彩色を保護する文化財修復師。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、兵馬俑専用の修復位置測定センサーを調整する秦始皇帝陵博物院の研究員ら。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、秦俑の彩色を保護する文化財修復師。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑2号坑の発掘現場で、出土した秦俑の破片を接合する秦始皇帝陵博物院の職員ら。(西安=新華社記者/李一博)

3日、秦兵馬俑1号坑の現場保護修復ラボで、秦俑の頭部を慎重に置く秦始皇帝陵博物院の研究員ら。(西安=新華社記者/李一博)

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