北京城市副中心(副都心)にある西海子公園と「三廟一塔」風景区。(5月29日撮影、北京=新華社記者/鞠煥宗)
【新華社北京9月15日】中国北京市ではここ数年、都市全体を緑化する「花園都市」構想を継続的に推進しており、都市の緑地空間が広がり続けている。同市園林緑化局が発表した最新のデータによると、今年9月現在、市内には長期生態観測ステーション16カ所が整備され、過去1年間に市内の緑地空間が吸収した二酸化炭素(CO2)は初めて1千万トンを突破した。
市内の緑地空間におけるCO2総吸収量は2025年に1千万トンを超え、13年の665万トンから52%増加した。緑地1ヘクタール当たりの吸収量も9・68トンから約31・5%増え12・73トンとなった。
緑に包まれた北京の天壇公園。(2024年6月25日撮影、北京=新華社記者/鞠煥宗)
二酸化炭素を吸収・固定すると同時に、酸素の放出・供給能力も高まっている。首都の重要な「天然の酸素発生器」である都市森林は、年間の酸素放出能力が13年の1ヘクタール当たり27トンから25年には約14%増の32トンへと高まった。緑地空間は気温低下や湿度上昇、大気改善、水源涵養(かんよう)などの効果も発揮し続けている。(記者/趙旭、鞠煥宗)