【新華社北京9月14日】中国北京市で13日までの5日間、サービス産業の見本市、中国国際サービス貿易交易会が開かれた。
オリジナル帽子を手がけるブースでは、担当者が「人工知能(AI)エージェントを活用して2カ月で3千個以上を欧米やアフリカに販売した」と紹介した。海外の顧客からロゴ画像が送られてくると、AIエージェントが信用調査やリサーチ、デザイン、物流などを分担するという。一人会社(OPC)のようだが、実際には「中国発サービス」とも呼ばれるAIやデジタル技術を核とした次世代型のサービス産業体系が支えている。
こうした事例は今、世界中で見ることができる。東南アジアの工場では中国の工業インターネットシステムが「デジタル頭脳」の役割を果たし、中南米の地域社会には中国のオンライン教育事業者が開発した職業技能プログラムが導入されている。「中国発サービス」は、より実用的でスマートな方法で人々に貢献している。
今年1~7月の中国のサービス貿易額は前年同期比8・3%増の4兆4467億1千万元(1元=約23円)となった。うち輸出は17・1%増で、知識集約型サービスが輸出全体の5割超を占めた。海外からの導入を通じた吸収と参考から、海外進出による共有とウィンウィンへの変化は、中国のサービス貿易の発展と転換という大きな軌跡を描き出している。
今年の交易会では、三つの「初」が注目を集めた。メインテーマ展では、中核エリアに初めて「中国発サービス」ブースが設けられ、全国の革新的なサービス貿易事例を紹介した。複数のテーマ展示では、初めて設置された海外進出サービスエリアが金融・法律サービスの一括提供を通じて企業の海外進出を支援した。交易会初の海外進出サービス・プロモーションエリアは、需給双方に的確なマッチングの場を提供した。
中国では現在、知識集約型サービスの輸出比率が高まり続けており、デジタル技術や知的財産権、専門サービスなどの高付加価値業態が貿易拡大の新たなエンジンとなっている。導入から海外進出、製品販売からソリューションや体験の販売。「中国発サービス」は優れた供給力によって世界に驚きと利益をもたらし、世界と互恵・ウィンウィンを図る中国の広い度量と責任感を示している。