【新華社畢節9月9日】中国貴州省畢節(ひっせつ)市威寧イ族回族ミャオ族自治県海拉鎮花果村にある集落、大石頭組はかつて牛欄江に架けられた「溜索(ワイヤーロープ)」があったことから、「溜索村」と呼ばれていた。今では移住・転居による貧困脱却政策で住民の引っ越しが進み、ここで暮らしていた子どもたちは「溜索」で川を渡る生活に別れを告げ、自宅から安心して通学できるようになった。
牛欄江が周辺地域を結ぶ道を遮断していたため、大石頭組では長さ100メートルの「溜索」が住民全員の移動手段となっていた。川沿いの山麓から山上の花果村小学校まで距離は約8キロ、標高差は1100メートルあり、子どもたちは片道4時間かけて登らなければならなかった。大石頭組は2017年に移住・転居による貧困脱却の全戸対象地域に組み入れられ、20年に移住・転居が完了、子どもたちは自宅近くの学校に通えるようになった。(記者/劉勤兵)