貴州省貴陽市の貴陽国際陸港に到着した「中老班列」の復路便。(8月23日、ドローンから、貴陽=新華社配信/竜建睿)
【新華社北京9月9日】中国税関総署が8日に発表した1~8月の貿易額は、前年同期比17・6%増の34兆7800億元(1元=約23円)となった。輸出は14・6%増の20兆1700億元、輸入は22・0%増の14兆6100億元だった。8月単月の貿易額は前年同月比19・8%増加し、輸出は18・6%増、輸入は21・7%増となった。輸入の伸び率は6カ月連続で輸出を上回った。
税関総署統計分析司の呂大良(りょ・だいりょう)司長は、8月の貿易は安定した伸びを示したと説明した。貿易額は3カ月連続で4兆5千億元を超え、輸出と輸入はいずれも4カ月連続で2桁増となった。こうした伸びについて、中国の産業体系が貿易を支え、科学技術イノベーションが成長を後押ししているとの見方を示した。
主要品目では、自動車、産業用ロボット、船舶、リチウムイオン電池などを含む機械・電気機器の1~8月の輸出が21・9%増の12兆9100億元となり、輸出全体の64%を占めた。増加基調は18カ月続いている。輸入では、機械・電気機器が31・6%増、農産物が6・6%増となった。
企業類型別では、民間企業の1~8月の貿易額が17・6%増の19兆7900億元となり、全体の56・9%を占めた。外資企業は18・1%増の10兆1500億元だった。
1~8月に輸出入実績のあった外資企業は8万社近くに上り、貿易額の伸び率は企業類型別で引き続き最も高かった。呂氏は「中国は開放・協力の中で近代的な産業体系を構築しており、ますます多くの外資企業が中国の産業チェーンやイノベーションチェーンに深く組み込まれている」と述べた。
貿易相手国・地域別では、中国との輸出・輸入がともに増加した国・地域は112に上り、前年同期から17カ国・地域増えた。東南アジア諸国連合(ASEAN)は引き続き中国最大の貿易相手で、貿易額は20・6%増加した。中南米は14・5%増、アフリカは18・5%増。「一帯一路」共同建設国は15・9%増だった。
対米貿易額は8月まで5カ月連続で増加し、1~8月は1・3%増の2兆7600億元となった。