8月30日、富寧県剥隘鎮の板達渡し場で子どもたちを迎える「水上スクールバス」。(ドローンから、文山=新華社記者/王冠森)
【新華社昆明9月7日】中国雲南省南東部、文山チワン族ミャオ族自治州富寧県剥隘(はくあい)鎮で新学期が始まり、子どもたちが地域独特の「水上スクールバス」を利用して登校した。
剥隘鎮は周囲を山々に囲まれ、道が険しく、水路も縦横に交差している。点在する集落に住む子どもたちが町の学校に通うためには、山道をバスに揺られるか個人経営の船で川を渡るしかなかった。
8月30日、「水上スクールバス」から降りて渡し場を後にする剥隘鎮各村の子どもと保護者。(文山=新華社記者/王冠森)
こうした状況を改善するため、地域の関連部門は2021年から通学用渡し船の無料運航を共同で開始した。「水上スクールバス」7隻が鎮内12カ所の渡し場で定期的に送迎を担い、異なる時間帯や集落の通学需要に対応している。
地元では現在、小中学生と幼稚園児計329人が渡し船で通学している。水上航路は運航開始以来、累計14万7千人の子どもたちを安全に送り迎えし、総運航距離は7万キロを超えた。
8月30日、始業式の準備をする剥隘鎮中心学校の1年生と保護者。(文山=新華社記者/王冠森)
8月30日、「水上スクールバス」で雑談する子どもたち。(文山=新華社記者/王冠森)
8月29日、富寧県剥隘鎮の風景。(ドローンから、文山=新華社記者/王冠森)
8月30日、剥隘鎮の百英渡し場で「水上スクールバス」に乗る子どもと保護者。(文山=新華社記者/王冠森)