賀蘭山自然保護区で昆虫・植物の新種6種発見 中国内モンゴル自治区

賀蘭山自然保護区で昆虫・植物の新種6種発見 中国内モンゴル自治区

新華社 | 2026-09-07 10:14:30

内モンゴル自治区の賀蘭山。(フフホト=新華社配信)

 【新華社フフホト9月7日】中国内モンゴル自治区の賀蘭山で2023年から行われていた第2次総合科学調査は4日、成果発表会を開き、新種の昆虫・植物計6種を発見したと明らかにした。内訳は維管束植物が短梗葱(Allium brevipedicellatum)、賀蘭山黄芪(Astragalus helanshanensis)の2種、地衣類が粉橙果衣(Gyalolechia farinosa)、瘡橙果衣(Gyalolechia pustutata)、沙南小孔衣(Porpidinia shananensis)の3種、昆虫が寛突卡爾避日(Karschia latuis)の1種。

賀蘭山第2次総合科学考察で発見された沙南小孔衣。(フフホト=新華社配信)

 賀蘭山国家級自然保護区管理局の劉占軍(りゅう・せんぐん)共産党組書記・局長によると、維管束植物、地衣類、昆虫など複数の分類群での新種の発見は、賀蘭山特有の地理的隔離が固有種の分化に重要な役割を果たしたことを示している。中国北方地域の乾燥地帯での生物の進化と種の分化を研究する上での貴重な素材であり、賀蘭山の極めて高い研究価値と保護価値を際立たせたという。

賀蘭山第2次総合科学考察で発見された賀蘭山黄芪。(フフホト=新華社配信)

 今回の調査では、国や自治区など各レベルで初確認となった種が568種に上り、うち国内は20種、自治区は243種だった。賀蘭山国家級自然保護区の種の総数は4598種となり、包括的な生物データベースが整備された。(記者/魏婧宇)

賀蘭山第2次総合科学考察で発見された短梗葱。(フフホト=新華社配信)

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