
中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京9月7日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は7日の記者会見で、化学兵器禁止機関(OPCW)の代表団が招きに応じて訪中し、第2次世界大戦期に旧日本軍が中国に遺棄した化学兵器を処理する施設を視察したことに関し、次のように説明した。
化学兵器禁止機関の事務局長、執行理事会議長、12カ国の化学兵器禁止機関常駐代表と上級外交官が8月31日~9月5日に訪中し、吉林省の琿春、敦化両市とハルバ嶺で、旧日本軍が中国に遺棄した化学兵器の掘り起こしや回収、処分などの作業を視察した。
今回の訪中は、中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利の記念日(9月3日)と重なった。当時の日本軍国主義は中国に対して侵略戦争を発動し、深刻な人道的災禍をもたらし、遺棄化学兵器という歴史的な害毒を残した。
各方面は訪問を通じ、遺棄化学兵器が中国人の生命・財産や生態環境にもたらした深刻な危害をより深く認識した。また、化学兵器禁止機関が化学兵器禁止条約に基づき、日本に対して条約の早急かつ確実な履行、中国に遺棄した化学兵器の包括的、根本的、徹底的な処分、中国の人々が暮らす大地の一日も早い浄化、「化学兵器のない世界」という条約の崇高な目標の実現を求めることを支持した。