
中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京9月4日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は3日、韓国で開幕した芸術祭「光州ビエンナーレ」で主催者側に台湾を巡る不適切な行為があったとして、中国の展示チームは出展を取りやめたことを明らかにした。その上で、韓国に対して政治的約束を果たし「一つの中国」原則を実際の行動で順守するよう求めた。
郭氏は次のように述べた。中韓両国が国交樹立に際して発表した共同声明は、韓国政府は中華人民共和国政府を中国の唯一の合法政府と認め、中国は一つで、台湾は中国の一部であるという中国の立場を尊重すると明確に記している。韓国側は今年に入ってからも、「一つの中国」の立場を堅持することに変わりはないと繰り返し明確に表明している。
ビエンナーレ主催者は、台湾地区をその地位に全くそぐわない名称で出展させるという誤った行為に固執している。これは「一つの中国」原則に公然と違反しており、中国は断固として反対する。既に韓国に対して厳正な申し入れを行い、関係者に直ちに誤った対応を是正するよう求めた。韓国政府が政治的約束を順守し、確実に責任を果たし、実際の行動で「一つの中国」原則を実践することを望む。
台湾の民進党当局は文化交流や会議、展示会などの場を利用して政治的な操作を行い、「独立」を画策する挑発行為に及んでいる。その意図は悪質で、手段も卑劣であるが、政治的策略は必ず失敗に終わる。