【躍動中国】中国発グリーン技術、世界各地の環境改善に貢献

【躍動中国】中国発グリーン技術、世界各地の環境改善に貢献

新華社 | 2026-09-04 22:58:46

 【新華社北京9月4日】「いつかこの『山』をなくすのがぼくの夢だ」。キルギスの首都ビシケクで、地元の若者が遠くに見える「ごみの山」を指差して言った。

 ビシケクは長い間、深刻なごみ問題に悩まされてきた。転機が訪れたのは2025年12月。ある中国企業が先進的なごみ焼却発電技術を導入し、新たな工場を建設。ごみをグリーン(環境配慮型)電力へと変える取り組みを始めたことで、現地では問題解決への期待が高まっている。

 「ごみの山」から「エネルギー供給拠点」への転換は、中国が進めるグリーン発展の実践が世界に貢献していることを示す好例といえる。

 多くの中国の環境関連企業がここ数年、確立された技術と豊富な実績を携えて世界へ進出し、各地でグリーン発展のチャンスを分かち合っている。ベトナムの首都ハノイでは、中国企業が投資、建設したごみ焼却発電所が毎日数千トンのごみを電力に変換した。ブラジル南東部の商業都市バルエリでは、中国企業が建設を請け負ったごみ発電所が、現地の環境改善とクリーンエネルギー供給を両立させる「ウィンウィン」の成果を上げている。

 グリーン発展の領域は、廃棄物の処理だけにとどまらない。中国国内ではクリーンエネルギーへの転換が急速に進んでおり、今年7月末時点で、太陽光発電の設備容量が初めて石炭火力を上回った。中国は世界に向けて、単に設備を輸出するだけではなく、産業チェーン全体を網羅する先進事例や技術ソリューションを提供している。

 雲南省昆明市とラオスの首都ビエンチャンを結ぶ「中老鉄道(中国-ラオス鉄道)」は全線電化され、従来のディーゼル機関車と比べ、二酸化炭素(CO2)排出量を70%以上削減している。エジプト南部で進む「オベリスク」太陽光発電・蓄電一体化プロジェクトは、中国企業が新型電力システムや蓄電システムを提供し、約160万世帯の電力需要を支えている。中国が投資・建設・運営を一貫して担う南アフリカのデアール風力発電プロジェクトは、同国の代表的な新エネルギー事業となった。太平洋の島国ナウルでも、中国製の太陽光パネルが陽光降り注ぐ海岸線に整然と並んでいる。

 中国発の環境技術やソリューションが各国の実情に合わせて普及し、根を下ろして実を結び、人々の暮らしの向上に貢献している。

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