習近平氏の「自らを顧みず、人々の期待に応える」 世界に広がる共感

習近平氏の「自らを顧みず、人々の期待に応える」 世界に広がる共感

新華社 | 2026-09-02 19:53:30

8月31日、ジャパロフ大統領(右)と握手を交わす習近平主席。(ビシケク=新華社記者/謝環馳)

 【新華社北京9月2日】キルギスのジャパロフ大統領は8月31日、中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席との会談で、習主席の指導の下で中国が成し遂げた発展に敬意を示し、中国の国政運営の経験、特に習主席の「自らを顧みず、人々の期待に応える」という姿勢に学びたいと述べた。

 この言葉を習氏が語ったのは、2019年3月のイタリア訪問時だった。イタリア下院で当時のフィコ下院議長と会った際、国家主席に選出された時の心境を尋ねられ、「これほど大きな国を担う責任は非常に重く、仕事も極めて困難だ」とした上で、自らを顧みず人々の期待に応え、中国の発展に身をささげたいと答えた。

 習氏はその後も、この言葉を繰り返し語っている。2023年11月の米国訪問では、友好団体が合同で開いた歓迎行事で、まだ16歳にもならないころに陝西省北部の小さな村で農民と共に暮らし、働いた経験に触れ、「人々が何に悩み、何を望んでいるかを知った」と振り返った。それから半世紀がたった今も、人々の中にいると心が落ち着き、共にいると力が湧くとし、「自らを顧みず、人々の期待に応える。これが私の生涯の信念だ」と述べた。

 習氏は国政や人々の暮らしに関わる大きな問題に取り組む一方で、各地の視察では一人一人の生活にも目を向けてきた。住民と暮らしぶりについて言葉を交わし、収入や支出について尋ね、寝具に手を触れて暖かく暮らせているか確かめ、鍋のふたを開けて日々の食事ぶりを見る。文化的な暮らしや青少年の成長にも関心を寄せてきた。

 貧困脱却から農村振興、全面的な「小康社会」の実現から共同富裕に至るまで、新時代の中国共産党員は、人々の幸せな暮らしを重要な目標として掲げ、長期にわたって取り組みを続けてきた。

 中国式現代化では、人々の暮らしを重視する姿勢が強調されてきた。中国の発展成果は、人々を中心とする発展思想を鮮やかに示している。世界最大規模の教育、社会保障、医療・衛生の各制度を築き、教育普及も大きく進んだ。第14次5カ年規画(2021~25年)期間には、平均寿命が79・25歳に伸び、都市部では年間1200万人以上の新規就業を確保。省をまたいで医療を受けた際に医療費を直接精算できる制度は、延べ5億6千万人が利用した。

 第15次5カ年規画(26~30年)が始まった今年、中国を訪れる外国首脳の間でも、中国の発展や統治の経験に関心が集まっている。

 モザンビークのチャポ大統領は訪中した際、習氏が2016年に視察した青海省海東市互助トゥ族自治県の班彦村を訪れた。チャポ氏は、中国の貧困対策によって村が大きく変わったことに触れ、「百聞は一見にしかず」と語り、こうした取り組みは世界にとっても参考になるとの考えを示した。

 浙江省安吉県の余村村では、ラオスのトンルン人民革命党中央委員会書記長・国家主席が、「緑水青山こそ金山銀山」(美しく豊かな自然は金銀同様の価値がある)と刻まれた巨石の前で記念撮影した。習氏が浙江省勤務時代に推進した「千村示範、万村整治」プロジェクト(約1万村を整備して千村をモデル村とする農村事業)について説明を受け、数多くの美しい農村を生み出した取り組みを高く評価した。

 今回のキルギス訪問でも、人々の暮らしをどう向上させるかが重要なテーマとなった。習氏はジャパロフ大統領との会談で、中国・キルギス・ウズベキスタン鉄道を地域の発展を支える「交通の大動脈」として着実に建設する方針を表明。両国間の人的往来をさらに促し、若者、メディア、観光、スポーツ、医療、地方などの協力を深め、中国とキルギスの友好を支える社会的基盤を強めていく考えを示した。

 「人々のより良い暮らしへの願いこそ、われわれが努力する目標だ」。人々に寄り添う真摯(しんし)な思いは、さまざまな取り組みに貫かれ、未来の方向を示している。国際社会にも中国共産党の「人民を中心とする」統治理念と責任感が伝わっている。

 「自らを顧みず、人々の期待に応える」。これは力強い誓いであると同時に、具体的な行動でもある。人々のより良い生活につながるこうした取り組みは、世界でも幅広い共感を呼んでいる。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。