港珠澳大橋の出入り口。(1月6日撮影、珠海=新華社記者/鄧華)
【新華社広州8月31日】中国の広東省珠海市と香港、マカオ両特別行政区を結ぶ港珠澳大橋は、珠海側の今年の出入境者数が27日時点で2千万人を超え、通関施設開設以来の最速記録を更新した。
港珠澳大橋の出入境検査部門が27日に発表した。粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)でのハード・ソフト両面の連携強化に出国時税還付や消費補助などの優遇政策が重なり、港珠澳大橋を経由した香港・マカオ居住者の本土往来がさらに活発化した。港珠澳大橋出入境辺防検査站(出入境検査所)を今年通関した香港・マカオ居住者は1210万人を超え、全体の6割超を占めた。家族旅行や団体旅行が中心だった。
香港・マカオ居住者が自家用車で広東省に入れる「港車北上」「澳車北上」政策の着実な実施、広東省の自家用車が香港に入れる「粤車南下」政策の持続的拡大により、自家用車が本土と香港・マカオ間の主要な移動手段となり、出入境車両数の急増につながった。今年の通関車両は前年同期比4・5%増の453万台超となり、うち本土に入った香港・マカオナンバーの車は8・0%増の262万台超となった。
増え続ける出入境者数に対応するため、港珠澳大橋出入境辺防検査站は状況に応じて検査レーンを増設したほか、顔認証による通関を全面的に導入。通関地や地方の交通部門と連携したピーク時の交通誘導体制も構築し、週末や祝祭日のピーク時間帯には関係部門が連携して勤務に当たり、通関地の安全かつ円滑な運用を確保している。