24日、第2回世界人型ロボット運動会の400メートル障害物競走に参加した「天驕」チームのロボット。5分11秒46で6位となった。(北京=新華社記者/鞠煥宗)
【新華社北京8月26日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は25日の記者会見で、北京で開かれた2026世界ロボット大会と第2回世界人型ロボット運動会が世界の注目を集めていることについて、中国は世界各国と共に、人工知能(AI)やエンボディド(身体化された)AIなどの最先端分野で引き続き対話と協力を進め、イノベーションの恩恵を人類により広く行き渡らせたいと表明した。
林氏は次のように述べた。競技以上に注目すべきなのは、人型ロボットの実用化・産業化が急速に進んでいることだ。工場で荷物の仕分けや部品の組み立てを行うだけでなく、地域では高齢者介護や早期教育、育児を支援し、卓球や衣類を畳むといった精密な動作もこなせる。その背景には、ロボット本体メーカー、中核部品メーカー、アルゴリズム開発チームが連携した技術開発があり、中国の長期にわたる安定した政策支援や、イノベーションを促す継続的な取り組み、幅広い活用の場も欠かせない。
中国が新たな質の生産力(科学技術イノベーションが主導し、質の高い発展を促す生産力)の発展と科学技術イノベーションを進める根底にある考え方は一貫して、オープンな協力と互恵ウィンウィンであり、制限を設けたり、閉鎖的に独占することではない。中国は世界各国と共に、AIやエンボディドAIなどの最先端分野で対話と協力を引き続き進め、中国発のイノベーションやスマート製造を共同発展の原動力へとつなげていきたい。技術の相互連携、標準の共同策定、市場の共有を通じて協力の可能性を引き出し、イノベーションの恩恵をより広く人類全体に行き渡らせていく。