【躍動中国】ロボット競争は速さだけでない 恩恵は世界に

【躍動中国】ロボット競争は速さだけでない 恩恵は世界に

新華社 | 2026-08-25 15:48:02

 【新華社北京8月25日】中国北京市で開催中の第2回世界人型ロボット運動会(22~26日)では好成績が相次ぎ、人類の男子100メートルと同400メートルの世界記録がロボットにより破られた。

 同じく北京市で23日まで開かれた2026世界ロボット大会でも、火加減を調整しながら炒め物を作る全自動調理ロボット、強い力とマイクロメートル級の精密な動きを兼ね備えた液圧・電動ハイブリッド駆動のスーパー人型ロボット、山道や階段を平地のように進む軽量型外骨格ロボットなどが人々を驚かせた。

 世界の注目を集めた二つのイベントは、中国のロボット産業の発展を知るための格好の窓口になった。舞台で踊り、競技場で走り、工場で働き、家庭で使われるなど、さまざまなシーンで本領を発揮する人型ロボットは「中国智造(スマート製造)」を具現化している。

 ロボットの競争は速さだけでない。応用の場はより広がり、生産と需要の融合はより深まっている。業界のエコシステムはより充実し、開放の度合いはより大きくなり、ガバナンス体制も次第に整いつつある。中国独自ブランドの産業用ロボットは現在、国民経済の産業分類(中分類)で250を超える業種に導入されている。ロボットが実験室からあらゆる産業へ普及し、人々の暮らしに幅広く恩恵をもたらすまでにはまだ長い道のりが必要だが、中国のロボット産業がより新たな、より優れた方向へ発展し、暮らしを変え、世界を変える方向へ加速する傾向はますます明確になっている。

 ロボットや人工知能(AI)など「中国智造」は、中国の対外貿易の新たな代名詞になっている。今年上半期(1~6月)の産業用ロボット輸出は前年同期比18・6%増加し、141の国・地域へ販売された。中国のオープンソースAIモデルの世界累計ダウンロード数は100億回を突破した。

 広東省広州市の建築モジュールはオーストラリアなどで人手不足の解消につながっている。国産ロボット掃除機はカーペットなど欧州の家庭事情に合わせて絡まり防止技術を向上させ、販売台数を倍増させている。「中国智造」はニーズに合わせたソリューションと成長を続ける技術エコシステムによって世界と発展のチャンスを分かち合っている。

 製造から智造、専門特化から分野を越えた融合へ。中国のスマート製品は利用シーンの拡大を原動力として多くの家庭に浸透し、相互利益と共生に基づく協力の中で世界に利益を、人類に幸福をもたらしている。

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