城壁周辺でのフィットネスが高齢者にブーム 中国・西安市

城壁周辺でのフィットネスが高齢者にブーム 中国・西安市

新華社 | 2026-08-13 10:30:32

7日、西安の環城公園で、太極拳を練習する高齢者。(西安=新華社配信)

 【新華社西安8月13日】中国陝西省西安市の西安城壁に朝の光が差す頃、多くの若者はまだ眠りについているが、古城壁の傍らでは、すでに大勢の高齢者が「フィットネス生活」を開始している。

 西安城壁は隋唐時代に築かれ、全長は13・74キロに及ぶ。城壁の傍らにある環城公園には現在、40カ所以上のフィットネス施設や広場が整備されている。公園西側の空き地には、約20台の卓球台が整然と並び、雨や雪の日でなければ、毎朝早くから100人以上の卓球愛好者が集まって対戦を楽しんでいる。そのほとんどは60歳以上だ。

7日、西安の環城公園で、高齢者とバドミントンをする小学生。(西安=新華社配信)

 王景竜(おう・けいりゅう)さん(70)は、「ほぼ毎日5時過ぎには来ている。北京で五輪が開催されてから、政府は市民向けフィットネス施設の改修や整備に力を入れている。卓球台も何度か交換され、ここは今や市内でも指折りの屋外卓球場の一つになっている」と語った。

 今年68歳の陳宏傑(ちん・こうけつ)さんは、古城壁の土台下の地形を巧みに利用し、ネットを張って簡易バドミントンコートを作り上げた。ほぼ毎日、妻や10人近くのバドミントン愛好者と共に練習している。

 陳さんは「このコートは公式のバドミントンコートほど広くはないが、私たち高齢者にはちょうどいい。コートが小さい分、打ち返しやすく、体を鍛えられる上、けがのリスクも抑えられる」と利点を挙げた。

 いつも古城壁の下で運動し鍛える日々が、高齢者たちの心身を健康にし、老後の暮らしを充実したものにしている。王さんの体重は80キロから60キロ余りに減り、めったに風邪をひいたり発熱することがなくなった。陳さんも、自分が同年代の人たちよりずっと若々しく見えると感じている。(記者/姚友明、銭舟)

7日、西安の環城公園で、卓球をする高齢者。(西安=新華社配信)

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