
9日、2026国際基礎科学大会の開会式。(北京=新華社配信)
【新華社北京8月11日】世界の学者が基礎科学分野の最新成果を巡り交流する「2026国際基礎科学大会(ICBS)」が9日、中国北京市で開幕した。30以上の国・地域から集まった千人余りの学者が議論を交わし、学術交流を促進するとともに学際領域の協同革新を後押しする。
国際基礎科学大会は、フィールズ賞を受賞した丘成桐(きゅう・せいとう)清華大学求真書院院長が23年に設立。今年は2週間の会期に500回以上の学術会議を開催する。基礎科学の各分野や学際領域を幅広く取り上げるとともに、生成AI(人工知能)の推論、コンピュータービジョン、ヒューマン・コンピューター・インタラクション(HCI)、量子情報など最先端の話題にも踏み込む。
今回は女性科学者フォーラムも新設。優れた女性研究者が自らの歩みを語り、科学の頂点を目指す女性の挑戦を後押しする。
丘氏は開会式で、中国の基礎研究支援はここ数年でこれまでにない規模に達していると指摘。大会が世界トップレベルの知性を集め、重要な独創的研究成果を生み出す学術拠点になることを期待すると述べた。
開会式では、国内外の科学者9人にICBSメダルが授与された。同メダルは、世界の基礎科学分野で画期的な成果を上げた科学者に贈られる。(記者/魏夢佳、戴威)