
貴州省の雷公山国家級自然保護区で赤外線カメラが捉えた白いマエガミジカ。(貴陽=新華社配信)
【新華社貴陽8月10日】中国貴州省南東部の雷公山国家級自然保護区は5日、保護区内の赤外線カメラが野生の白いマエガミジカの姿を捉えたと発表した。マエガミジカは国家2級重点保護野生動物。国内で白い個体が確認されたのは記録が残る中で5例目、省内では初めてとなる。関連の研究成果は4日、中国の学術誌「野生動物学報」に掲載された。
映像によると、この個体は全身が灰白色の毛で覆われ、額の冠毛にのみ濃い色の筋が少量残っている。区域内に生息する黒褐色のマエガミジカとは見た目が大きく異なり、識別は容易だという。
今回の発見は、野生動物保護や遺伝的多様性の研究に重要な資料を提供すると期待されている。(記者/李黔渝)

貴州省の雷公山国家級自然保護区で赤外線カメラが捉えた白いマエガミジカ。(貴陽=新華社配信)