中国・張家界、中央アジアやロシアの観光客増加 ビザ免除など後押し

中国・張家界、中央アジアやロシアの観光客増加 ビザ免除など後押し

新華社 | 2026-08-08 11:39:30

張家界市武陵源区の民泊施設で、ヨガを行うロシア人観光客。(張家界=新華社配信/鄧道理)

 【新華社長沙8月8日】中国湖南省張家界市は世界遺産の絶景で知られ、外国人旅行客から定番スポットとして高い注目を集めている。中でも中央アジアやロシアからの観光客が増加傾向にあり、同省のインバウンド市場で新たな存在感を示している。

 今年1~6月に同市を訪れたカザフスタンの観光客は前年同期の6倍以上、ウズベキスタンは約10倍、ロシアは約4・7倍に上った。

張家界市武陵源区の索渓河のほとりで記念撮影する外国人観光客。(7月22日撮影、張家界=新華社配信/呉勇兵)

 増加の背景には、中国とカザフスタン、ウズベキスタン両国との間で発効した相互ビザ免除協定がある。地元旅行会社によると、ビザ免除により人的往来が円滑になったことで、中央アジアからの観光客が増え続けている。中国と両国を結ぶ直行便の路線拡大や増便も、訪中旅行の利便性向上につながっている。加えて、同省がここ数年、ロシア語圏の国々に向けた観光PRや旅行業者とのネットワーク作りに積極的に取り組み、インバウンド市場を開拓してきたことも、観光客の増加を後押ししている。

張家界市武陵源区の民泊施設で、ヨガを行うロシア人観光客。(張家界=新華社配信/鄧道理)

 外国人旅行者の受け入れ態勢の整備も進む。張家界市武陵源区の黄竜洞風景区はこのほど、ロシア語を含む多言語対応の自動券売機2台を導入した。チケットのセルフ購入が可能になり、言葉の壁の解消に役立っている。

 長沙黄花国際空港でも外国人旅行者向けサービスの強化が進んでいる。同空港サービス管理部の鍾丹(しょう・たん)さんによると、空港内に専用カウンターを設置し、決済や通信、交通、観光情報などのサービスを一括して提供している。このほか、135言語に対応するリアルタイム翻訳機の導入や、中国語・英語・韓国語・日本語の多言語案内表示の増設など、外国人旅行者がストレスなく利用できる環境を整備している。(記者/張玉潔、張格)

張家界に広がる雲海。(5月18日撮影、張家界=新華社配信/鄧道理)

張家界国家森林公園内の天子山ロープウエー頂上駅付近にある展望スポットで、記念撮影する外国人観光客。(7月1日撮影、張家界=新華社配信/呉勇兵)

7月27日、湖南省張家界市武陵源区の宝峰湖風景区で記念撮影するロシア人カップル。(張家界=新華社配信/鄧道理)

張家界国家森林公園の呉家峪チケット売り場前の広場で、地元の伝統楽器の演奏を体験する外国人観光客。(4月30日撮影、張家界=新華社配信/呉勇兵)

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