湖北省秭帰県洩灘郷陳家湾村で、夏ミカンを収穫する果樹園の従業員。(7月28日撮影、秭帰=新華社記者/伍志尊)
【新華社武漢8月3日】中国湖北省宜昌市秭帰(しき)県は夏の盛りを迎え、夏ミカンが収穫期を迎えている。
記録によると、同県の柑橘栽培史は戦国時代までさかのぼる。1950年代に長江沿いの独特の気候を生かしてネーブルオレンジの導入に成功、95年には「中国ネーブルオレンジの里」の称号を得た。現在は長江の峡谷両岸に40万ムー(約270平方キロ)の柑橘園が広がり、収穫時期の異なる複数の品種を栽培することで年間を通じて収穫できる。
秭帰県の辰頤物語電子商取引(EC)産業パークで、梱包された夏ミカンを運ぶ従業員ら。(7月28日撮影、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
科学技術も柑橘産業の品質向上と高度化を支えている。傾斜地の果樹園には運搬モノレールが整備され、農薬散布ドローンが園内を飛び回り、スマートかんがいシステムが斜面に行き届き、生産管理の効率は着実に向上した。ここ数年は、高付加価値加工の産業チェーンも拡張し、派生商品も100種類余り開発。皮から果肉まで余すことなく活用している。
県全体の柑橘の年間生産量は100万トンを超える。総合生産額は250億元(1元=約23円)近くに上り、住民20万人余りの増収と生活向上をけん引している。オレンジ園を活用した遊歩道や田園トロッコ列車などの整備や土産物など関連グッズの開発も進み、農業・文化・観光の協同発展が長江の峡谷沿いの農村振興に斬新な風景をもたらしている。(記者/伍志尊)
秭帰県の辰頤物語電子商取引(EC)産業パークで、夏ミカンを運ぶ従業員。(7月28日撮影、秭帰=新華社記者/伍志尊)
秭帰県にある屈姑国際農業集団柑橘全産業チェーン体験館で、来館者に製品を紹介する従業員(右端)。(7月28日撮影、秭帰=新華社記者/伍志尊)
秭帰県の辰頤物語電子商取引(EC)産業パークで、収穫した夏ミカンを選別する従業員。(7月28日撮影、秭帰=新華社記者/伍志尊)
秭帰県の屈姑国際農業集団柑橘全産業チェーン体験館で紹介されている柑橘品種。(7月28日撮影、秭帰=新華社記者/伍志尊)
秭帰県にある屈原祠の売店で、オレンジをモチーフにした雑貨を選ぶ観光客(左)。(7月26日撮影、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
秭帰県の華維物流産業パークで、収穫した夏ミカンを洗浄し、等級分けする従業員ら。(7月25日撮影、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
秭帰県帰州鎮彭家坡村の柑橘園に設置された遊歩道で、写生をする人たち。(4月15日撮影、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
上:秭帰県郭家壩鎮の選果場で、ネーブルオレンジを手作業で梱包する従業員ら。(2014年12月20日撮影)
下:秭帰県の辰頤物語電子商取引(EC)産業パークで、自動化ラインを用いて収穫されたネーブルオレンジを梱包する従業員ら。(2021年4月19日、ドローンから、組み合わせ写真、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
上:秭帰県郭家壩鎮の選果場で、選別機を使って柑橘類を等級分けする従業員。この選別機は現在、既に使われていない。(2008年12月5日撮影)
下:長江辺(湖北)農業発展の工場で、柑橘類を糖度や外観、サイズなどに基づき等級分けする自動選別ライン。(3月10日撮影、組み合わせ写真、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
上:秭帰県郭家壩鎮煙灯堡村で、ホースで果樹に水をやる農家の人。(2013年3月6日撮影)
下:秭帰県洩灘郷坊家山村の柑橘園で、果樹に自動散水するスプリンクラー。(7月11日撮影、組み合わせ写真、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
湖北省秭帰県洩灘郷陳家湾村で、夏ミカンを収穫する果樹園の従業員。(7月28日撮影、秭帰=新華社記者/伍志尊)
上:秭帰県郭家壩鎮王家嶺村で、同じ枝に花と果実をつけたネーブルオレンジの木。(2025年4月11日撮影)
下:秭帰県洩灘郷棋盤嶺村で、2世代の果実をつけた夏ミカンの木。(7月11日撮影、組み合わせ写真、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
秭帰県の屈姑国際農業集団で、オレンジの皮を細切り加工する従業員。(4月10日撮影、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
秭帰県洩灘郷陳家湾村で、収穫した夏ミカンを運ぶ果樹園の従業員。(7月28日撮影、秭帰=新華社記者/伍志尊)
秭帰県洩灘郷陳家湾村で、収穫した夏ミカンを運ぶ農家の人。(7月28日撮影、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
秭帰県洩灘郷棋盤嶺村の柑橘園での噴霧作業。(77月12日、ドローンから、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
上:納屋の前で、ミカンを運ぶのに以前使っていた背負いかごや杖などを見せる秭帰県洩灘郷棋盤嶺村の杜海竜(と・かいりゅう)さん。(7月12日撮影)
下:ミカン輸送の「新たな農具」ドローンを見せる杜海竜さんの息子、杜鵬程(と・ほうてい)さん。(7月12日撮影、組み合わせ写真、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
上:汗だくになりながら背負いかごで収穫した夏ミカンを運ぶ秭帰県洩灘郷坊家山村の周清華(しゅう・せいか)さん。(2021年7月18日撮影)
下:秭帰県洩灘郷陳家坡村で、農家が収穫した夏ミカンを運ぶドローンの操縦士になった周清華さん。(7月11日撮影、組み合わせ写真、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
秭帰県帰州鎮香渓村で、収穫したネーブルオレンジを運ぶドローン。(3月10日撮影、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
秭帰県洩灘郷陳家湾村で夏ミカンを収穫する果樹園の従業員。(7月28日撮影、秭帰=新華社記者/伍志尊)
長江三峡の西陵峡に位置する秭帰県屈原鎮鏈子岩村の柑橘園と長江を航行する船。(2024年4月8日撮影、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
上:秭帰県屈原鎮鏈子岩村で、収穫したネーブルオレンジを背負いかごで運ぶ村民ら。(2019年12月9日撮影)
下:秭帰県屈原鎮鏈子岩村で、収穫したネーブルオレンジをドローンで運ぶ村民。(2024年4月9日撮影、組み合わせ写真、秭帰=新華社配信/鄭家裕)
秭帰県香渓河両岸の柑橘園と民家。(5月27日、ドローンから、秭帰=新華社配信/鄭家裕)