天津市で開かれた2026世界スマート産業博覧会で、針に糸を通すロボット。(5月28日撮影、天津=新華社記者/孫凡越)
【新華社北京7月30日】中国国家統計局国民経済総合統計司の王冠華(おう・かんか)副司長は、新華社が29日に配信した討論番組「中国経済円卓会議」の最新回で、今年上半期にハイエンド製造業、デジタル・スマート経済、現代サービス業に代表される新たな成長の原動力の経済成長に対する寄与率が4割を超え、複雑な環境下で中国経済が安定的な運営を維持する重要な柱としての役割をますます強めていると指摘した。
王氏は「新旧原動力の転換加速は、現在の経済運営における最も鮮明な特徴の一つとなっている。この変化は一部の業界における散発的なものではなく、あらゆる産業の品質向上、高度化の中で普遍的に起きている」と述べた。
また、新産業、新業態などの急速な発展は、短期的に偶然生じたボーナスではなく、長年にわたり中国がコアテクノロジー面での飛躍に取り組み、技術革新と産業革新の深い融合を推進し、産業構造の転換とイノベーション主体の育成に注力してきた結果であり、着実な歩みと実力蓄積のプロセスを示していると説明した。
「中国経済円卓会議」で発言する国家統計局国民経済総合統計司の王冠華副司長。(北京=新華社記者/任鵬飛)
さらに、「長年の戦略的配置と発展を経て、中国の新興産業は成長・拡大し、十分な勢いを形成している。人工知能(AI)は新旧原動力転換の加速器となり、あらゆる産業に力を与え、あらゆる家庭に普及している」と語った。
その上で王氏は、新興産業だけでなく、石油精製、化学繊維など従来型の産業分野でもスマート化改造の実施、新工法の導入、新製品の展開を通じて新たな生気と活力を取り戻していると指摘。中国の経済成長は、イノベーションが主導する質の高い発展の軌道へと全面的にシフトしていると説明した。(記者/王雨蕭)