
記者会見を行う中国外交部の毛寧報道官。(北京=新華社配信)
【新華社北京7月30日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は30日の記者会見で、日本が中国に遺棄した化学兵器の全面廃棄は、日本側が免れることのできない歴史的、政治的、法的責任だとして、処理を加速し、早期に全面廃棄を完了するよう強く促した。
毛氏は次のように述べた。中国における日本の化学兵器遺棄は、日本軍国主義が中国侵略戦争中に行った重大な犯罪の一つであり、今日に至っても中国人民の生命・財産や生態環境の安全を脅かしている。遺棄化学兵器を全面的に廃棄することは、日本側が免れることのできない歴史的、政治的、法的責任である。
日本側は本来、化学兵器禁止条約の規定と中日両政府の覚書の要求に従い、2007年までに遺棄化学兵器の廃棄を完了すべきだった。しかし、日本側は条約履行への誠意が乏しく、投入も不十分で、廃棄計画はすでに4度にわたり期限を超過している。遺棄化学兵器の処理は大幅に遅れており、安全上のリスクが依然として残っている。
中国は日本に対し、条約と覚書に定められた責任と義務を全面的かつ忠実に履行し、埋設場所に関する有効な手掛かりや情報を速やかに提供するとともに、処理を加速させ、早期に遺棄化学兵器による危害を完全に取り除き、中国人民に安全な国土を返すよう強く促す。