上空から見た香港のビル群。(5月13日撮影、香港=新華社記者/陳鐸)
【新華社香港7月29日】中国香港特別行政区政府統計処が27日に発表した貿易統計によると、2026年6月の輸出額は前年同月比53・4%増の6411億香港ドル(1香港ドル=約21円)、輸入額は45・4%増の6930億香港ドルだった。貿易赤字は520億香港ドルで、輸入額の7・5%に相当した。
国・地域別では、アジア向け輸出は54・4%増え、うちシンガポール向けは83・0%増となった。米国向けは2・1倍に増えた。主要供給地からの輸入もおおむね増え、韓国が2・8倍、ベトナムが2・1倍、インドが95・4%増となった。
1~6月の輸出額は前年同期比39・1%、輸入額は40・6%それぞれ増加した。貿易赤字は2946億香港ドルで、輸入額の7・9%に相当した。
香港貿易発展局の龐溟(ぼう・めい)研究総監は、世界で人工知能(AI)の応用が加速し、電子製品の需要が旺盛となったことが、1~6月に香港の輸出が力強く伸びた要因だとの見方を示した。6月はアジアや米国など主要輸出先への輸出の伸びが5月から加速したと指摘した。
香港特区政府の報道官は今後について、世界的に旺盛なAI関連電子製品の需要が引き続き香港の貿易を力強く支えるとの見通しを示した。