
岩生蛇根草の果実。(荔波=新華社配信/呉旭)
【新華社貴陽7月28日】中国貴州省でこのほど、アカネ科サツマイナモリ属の新種が見つかった。国内の研究者が茂蘭国家級自然保護区を調査中に発見し、「岩生蛇根草(Ophiorrhiza saxatilis)」と命名した。研究成果は24日、植物分類学の国際学術誌「PhytoKeys」に掲載された。
岩生蛇根草を発見した貴州大学林学院修士課程の学生、李広林(り・こうりん)さんによると、新種は白い花を咲かせる亜灌木で、実は蛇の頭に似ており、根は蛇のように曲がりくねって伸びる。草丈は1メートルほどで、カルスト林の岩の割れ目などに自生する。形態的特徴は極めて識別しやすく、葉は対生し、形状は細長く、葉裏の主脈は紫色を帯びる。花は白く、果実は蒴果(さくか)で帽子状をしている。他のサツマイナモリ属とは大きく異なる。

岩生蛇根草の根。(荔波=新華社配信/呉旭)
林学院の安明態(あん・めいたい)教授によると、文献に記載されているサツマイナモリ属は多くが草本植物だが、岩生蛇根草は木質化した茎を持ち、極めて珍しいという。(記者/李黔渝)

茂蘭国家級自然保護区で見つかった岩生蛇根草。(荔波=新華社配信/李広林)