景徳鎮の手工芸磁器産業遺産群、中国61件目の世界遺産に

景徳鎮の手工芸磁器産業遺産群、中国61件目の世界遺産に

新華社 | 2026-07-26 10:05:01

江西省景徳鎮市の陶陽里歴史文化街区。(2024年11月13日撮影、景徳鎮=新華社配信)

 【新華社釜山7月26日】中国江西省景徳鎮の千年にわたる磁器産業の歩みを伝える「景徳鎮の手工芸磁器産業遺産群」が25日、世界遺産に登録された。韓国・釜山で開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第48回世界遺産委員会で決定した。中国の世界遺産は計61件となる。

江西省景徳鎮市陶陽里歴史文化街区の「徐家窯」窯群。(7月7日撮影、景徳鎮=新華社記者/万象)

 登録された遺産群は、中国江西省の北東部に位置し、鎮中心部の磁器生産センター、湖田古窯跡、高嶺磁土鉱遺跡、長嶺磁石鉱遺跡、蛟潭窯柴燃料生産区の五つの構成資産からなる。御窯廠窯跡、落馬橋窯跡、観音閣窯跡、大午坑磁石明鉱遺跡、小塢里渓谷磁石採掘・加工遺跡、水陸輸送網の遺構など15組の遺産構成要素を含み、登録地点は計45カ所に上る。遺産区域の面積は1979ヘクタール、緩衝地帯は5545・7ヘクタールで、合計7524・7ヘクタールに及ぶ。

江西省景徳鎮市陶陽里歴史文化街区の北麓遺跡。(7月7日撮影、景徳鎮=新華社記者/万象)

 同遺産群は、10世紀から19世紀にかけての景徳鎮の手工芸磁器産業体系を伝える代表的な遺産で、中国の手工芸磁器製造技術、磁器芸術、磁器産業の発展と革新の歩みを示している。また、中国の手工芸磁器産業が世界の手工芸磁器産業の発展と文明間の交流に与えた深い影響を物語っている。(記者/徐壮、張粲)

江西省景徳鎮市浮梁県蛟潭(こうたん)鎮の窯柴山林。(7月10日、ドローンから、景徳鎮=新華社記者/万象)

景徳鎮御窯廠遺跡出土の磁器。(左上、右上、左下、右下の順)素三彩鴨型香炉(明・成化年間、4月14日撮影)、斗彩応竜文杯(とうさいおうりゅうもんはい、明・成化年間)、釉里紅地纏枝花卉文大碗(ゆうりこうじてんしかきもんだいわん、明・洪武年間)、青花雲竜文缸(せいかうんりゅうもんこう、7月7日撮影)。(組み合わせ写真、景徳鎮=新華社記者/万象)

江西省景徳鎮市浮梁県瑶里鎮東河の原料水運路。(5月28日、ドローンから、景徳鎮=新華社記者/周密)

江西省景徳鎮市の落馬橋窯跡。(7月9日撮影、景徳鎮=新華社記者/万象)

江西省景德鎮市の高嶺(カオリン)磁土鉱遺跡の原料攪拌(かくはん)・沈殿水槽。(5月28日撮影、景徳鎮=新華社記者/万象)

江西省景徳鎮市の江家下弄(かろう)6号細金(金銀細工)店旧跡。(7月9日撮影、景徳鎮=新華社記者/万象)

江西省景德鎮市の磁器工房で、ろくろを回す職人。(2024年8月28日撮影、景徳鎮=新華社記者/万象)

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