
17日、ラオス・ビエンチャン発昆明南行きのD88列車「瀾滄号」で、中国ラオス鉄道シーサンパンナ駅に到着した観光客。(昆明=新華社記者/陳欣波)
【新華社昆明7月22日】中国で夏の特別輸送態勢「暑運」が始まり、雲南省昆明市とラオスの首都ビエンチャンを結ぶ「中老鉄道」を利用する越境旅行の人気に拍車がかかっている。中国の国有鉄道会社、中国国家鉄路集団傘下の中国鉄路昆明局集団のデータによると、7月1日の暑運開始以来、昆明市から西双版納(シーサンパンナ)ダイ族自治州に向けて1日平均53・2本の動車組(動力分散式列車)が運行され、中老鉄道の国内区間で延べ64万9千人の旅客を輸送し、磨憨(モーハン)鉄道口岸(通関地)を経由する越境旅客数は1万1千人を超えている。
17日、中老鉄道西双版納駅の待合室で、英国からの観光客マックスさんが家族と共に国際列車を待っていた。一家は最近、英国から空路で昆明に到着し、数日間滞在した後、「鉄道旅行」モードに切り替え、ゆったりしたペースで玉渓や普洱(ふじ)を巡り、沿線の風土や人々の暮らしに触れた。マックスさんは「この鉄道はとても便利だ。動車組に乗ってラオスまで旅を続けようと思っている」と語った。

14日、昆明駅の中国ラオス鉄道国際旅客待合エリアに入る乗客。(昆明=新華社記者/陳欣波)
雲南省普洱市にある4年制大学、普洱学院に留学中のラオス人学生、楊佳念(よう・かねん=中国名)さんは、この国際列車を愛用している。動車組でラオスへ旅行する中国人は増え続けており、それがルアンパバーンやバンビエンの民宿や飲食業界を活性化させていると楊さんは話し、「ラオスと中国の往来に商機を見出している。卒業後は、ラオスと中国を結ぶ国際物流の仕事に就きたい」と将来を見据えた。
昆明からビエンチャンまでその日のうちに到着するという交通の利便性が、越境旅行を「長期計画型」から「思い立ったらすぐに行ける」日常的な選択肢に変え、夏休みの越境親子旅行やスタディーツアー、レジャー観光がますます盛んになりつつある。(記者/陳欣波、浦超)

17日、ラオス・ビエンチャン発昆明南行きのD88列車「瀾滄号」で、中国ラオス鉄道シーサンパンナ駅に到着した外国人観光客。(昆明=新華社記者/陳欣波)

17日、中国ラオス鉄道シーサンパンナ駅に到着した、ラオス・ビエンチャン発昆明南行きのD88列車「瀾滄号」。(昆明=新華社記者/陳欣波)
17日、中国ラオス鉄道のシーサンパンナ駅で改札に並ぶ乗客。(昆明=新華社配信/楊紫軒)
17日、シーサンパンナ駅で改札を通るためパスポートを提示する英国からの観光客マックスさん(右)。(昆明=新華社配信/楊紫軒)