
青島周辺の海域を航行する遊覧船。(青島=新華社配信)
【新華社青島7月22日】中国山東省青島市の海洋観光(マリンツーリズム)が、今年に入っても高い成長を維持している。同市は運営体制の見直しや商品・サービスの充実など、「海洋+(プラス)」を掲げた取り組みを強化し、文化・観光産業の着実な発展を進めている。
同市はここ数年、海洋文化・観光分野の体系的な整備に力を入れている。国有総合観光グループ、青島旅游集団の任現輝(じん・げんき)総経理によると、同社が主導して「青島海洋観光共同運営体」を立ち上げ、「青島モデル」と呼ばれる一元的な運営体制を構築。新たな観光ブランド「海から見る青島」を打ち出した。

青島周辺の海域を航行する遊覧船。(青島=新華社配信)
今年、同運営体が受け入れた観光客数は、前年より17日早く100万人を突破した。24年に導入されたヨットやボートの体験サービスは、これまでに累計51万4千人以上が利用しており、消費の高度化をけん引する重要なエンジンとなっている。25年通年の観光客受け入れ数は、前年比61・1%増の419万7800人に上った。
任氏は運営体制について、同社主導で市内の海運会社92社を統合し、ふ頭11カ所と船艇235隻を一元管理することで、国内最大規模の海洋観光共同運営体を立ち上げたと紹介した。

青島周辺の海域を航行する遊覧船。(青島=新華社配信)
商品・サービス面では、ブランド「海から見る青島」のもと、厳選した22の航路、36種類に及ぶ多様なプランを提供。観光と他業種の融合を進め、「北は膠州湾から南は斎堂島まで」の海上観光のネットワークを構築した。「遊覧船+パフォーマンス」や「遊覧船+カフェ」など新たな体験型コンテンツを打ち出したほか、同市初の海洋科学普及を目的としたふ頭やペット同伴可能なふ頭を整備した。25年通年の同運営体による船舶の運航回数は、前年比9・57%増の10万3千回となった。(記者/王凱)