3日、デジタル中央アジア国際協力フォーラムで意見を交わすゲストら。(北京=新華社配信)
【新華社北京7月17日】中央アジア諸国と中国のデジタル分野での協力が広がりつつある。北京で開かれたデジタル中央アジア国際協力フォーラムでは、デジタル技術の革新や市場の相互接続、産業エコシステム(生態系)の共同構築などをテーマに、中国との協力をテコに中央アジアのデジタル発展を促すための方向性が示された。
中央アジア5カ国は近年、デジタル経済発展戦略を相次いで打ち出し、コンピューティング基盤、デジタル政府、スマートシティーの整備を進めている。デジタル産業のエコシステムの形成が地域で加速する中、中国は各国が協力を強く望むパートナーとなっている。
3日、デジタル中央アジア国際協力フォーラムで発言するグローバルデジタル経済都市連盟の尤靖(ゆう・せい)事務局長。(北京=新華社配信)
同フォーラムは、2026年世界デジタル経済会議の一環として開かれた。中央アジア5カ国と中国の政府・企業間の連携、プロジェクトの推進、技術交流に向けた協力プラットフォームの構築を目指している。
カザフスタン人工知能(AI)・デジタル開発省の関係者は、中国は世界のデジタル経済とAI分野をリードする国の一つだとし、「緊密で互恵的な協力は、中央アジアが共同で現代的なデジタル空間を構築し、デジタル技術によって経済成長を促進するとともに、企業の競争力を高め、人々の生活を向上させることにつながる」と語った。
3日、北京で開かれたデジタル中央アジア国際協力フォーラム。(北京=新華社配信)
タジキスタン投資・国有資産管理国家委員会の関係者は、今後の中国との協力について、デジタル投資協力プラットフォームの構築や越境データ連携、プロジェクト管理のスマート化、デジタル貿易の円滑化などを重点分野として進めたい考えを示した。
カザフスタンの国際対話プラットフォーム「G-Global」のセリク・ヌゲルベコフ国際事務局長は「2千年以上前、古代シルクロードは各国の人々と多様な文明、地域経済を結び付けた。いま、私たちは同じ壮大な使命を担っている。それは、21世紀のデジタルシルクロードを共同で築くことだ。この新たな道を通じて、商品だけでなく、知識、技術、イノベーションの成果、投資、新たな発展理念も行き交うことになる」と述べた。(記者/魏夢佳)
3日、デジタル中央アジア国際協力フォーラムで発言するカザフスタン「G-Global」のセリク・ヌゲルベコフ国際事務局長。(北京=新華社配信)
3日、北京で開かれたデジタル中央アジア国際協力フォーラム。(北京=新華社配信)