
中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京7月15日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は14日の記者会見で、香港特別行政区で開かれた南中国海の安全保障に関する円卓対話で、外交部代表が「南中国海仲裁裁判」に関する誤った主張に反論したことを説明し、不法な「裁定」が、中国が南中国海諸島とその周辺海域に対して主権、主権的権利、管轄権を有するという歴史と事実を変えることはないと指摘した。
林氏は次のように述べた。外交部代表が南中国海安全保障円卓対話で指摘したように、「南中国海仲裁裁判」は本質的に法律を隠れみのにした政治的茶番だ。10年前、「仲裁廷」は権限を逸脱し、法をねじ曲げ、不法かつ無効な「裁定」を出した。この10年間で、同裁判の真の姿を見抜く有識者はますます増えている。各国の実際の対応や、国際司法機関による関連事案の扱いも、同裁定とは異なっている。中国はこの仲裁を受け入れず、参加もしない。「裁定」も受け入れず、認めない。こうした対応は、実際の行動によって国際的な法の支配と国際海洋秩序を守るものだ。
この不法な「裁定」が、中国が南中国海諸島とその周辺海域に対して主権、主権的権利、管轄権を有するという歴史と事実を変えることはない。主権と海洋権益を守る中国の決意と意志を揺るがすこともなく、直接の当事国との交渉と協議を通じて紛争を解決するという中国の政策と立場に影響を与えることもない。中国は引き続き地域諸国と共に、南中国海の平和と安全を守り、地域の繁栄と発展を促進していく。