
AI体感成長コンソール「悦動元気機」を体験する子ども。(7月5日撮影、広州=新華社記者/王豊)
【新華社広州7月15日】米大手コンサルティング会社のフロスト&サリバンと中国の市場調査会社、北京奥維雲網大数据科技がこのほど広東省珠海市で共同発表した「中国AI体感成長品類業界白書」によると、人工知能(AI)体感成長デバイス業界は「概念実証」から「大規模な再現」へと移行する重要な転換点にあり、商用化に向けた大きな好機を迎えている。
AI体感成長デバイスは新興のスマートデバイスカテゴリーで、内蔵されたAIカメラを通じてユーザーの全身の動きを「理解」し、テレビやプロジェクターの画面をインタラクティブなインターフェースに変え、手を振ったりジャンプしたりといったユーザーの身体の動きでコンテンツを操作する。白書のデータによると、世界のAI体感成長デバイス市場は爆発的な成長を遂げており、2024年から30年にかけて、世界販売台数は111倍の1650万台に、売上高は79・5倍の31億4千万ドル(1ドル=約162円)になると予測されている。
中国市場はスタートこそやや遅れたものの、猛烈な勢いで成長している。白書は、26年に中国市場で量産出荷が実現し、26~27年にかけて販売台数は3・3倍以上になると予測。30年までに、中国市場の販売台数は350万台、売上高は42億元(1元=約24円)に達すると見込む。
また、AI体感成長デバイスにとってより大きなチャンスは、今後の家庭のリビングにおける「スマートコンパニオンハブ」化にあると指摘。その時には親子のコミュニケーション、運動・フィットネス、教育・知育という三つの要素が一つのデバイス、一つのシーンに統合され、AI体感成長デバイスは「娯楽ツール」から「家庭のパートナー」への飛躍を遂げるとしている。(記者/王豊)