
中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京7月14日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は14日の定例記者会見で、欧州の一部の国がいわゆる「南中国海仲裁裁定」から10年の共同声明に名を連ねたほか、欧州連合(EU)も関連声明を発表したことを巡り、欧州側に対し、違法な「裁定」に肩入れしないよう求めた。
林氏は次のように述べた。欧州の幾つかの国が、米国とフィリピンが発表したいわゆる「南中国海仲裁裁定」から10年の共同声明に名を連ね、EUも関連声明で事実を歪曲(わいきょく)し、悪意の中傷を行った。中国は強烈な不満を表明し、断固反対する。
欧州の一部の国が国際法の問題で公然と二重基準を取ることは、自らの国際的信用をさらに低下させるだけであり、中国と欧州の相互信頼の増進にも寄与しない。欧州は南中国海問題の当事者でなく、南中国海での中国の正当な領有権と海洋権益についてとやかく言う資格もない。われわれは欧州側に対し、言動を慎み、違法な「裁定」に肩入れすることをやめ、中欧関係と協力に影響を及ぼさないよう促す。