
中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京7月10日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は10日の記者会見で、フィリピンが「南中国海行動規範」の妥結推進に当たり「南中国海仲裁裁定」を基礎とする考えを示したことに関し、いわゆる「裁定」は違法かつ無効で、拘束力はなく、中国は受け入れず、承認もしないと強調した。これに基づくいかなる主張や行動も受け入れないと述べた。
毛氏はさらに次のように述べた。「南中国海行動規範」の制定は、「南中国海各国行動宣言」を実行に移すための重要な措置であり、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の重要な共通認識でもある。中国は一貫して、ASEAN加盟国との協議を加速し、「行動規範」の早期合意を図り、南中国海の平和と安定を共同で守ることに尽力してきた。いわゆる「裁定」は「行動規範」と何ら関係がない。フィリピンはこれを持ち出して「行動規範」の妥結を妨げるべきではない。