中国の惑星探査機「天問2号」、小惑星カモオアレワに接近 探査開始

中国の惑星探査機「天問2号」、小惑星カモオアレワに接近 探査開始

新華社 | 2026-07-07 09:41:00

2日、「天問2号」が撮影した小惑星カモオアレワ。(北京=新華社配信)

 【新華社北京7月7日】中国国家航天局は6日、惑星探査機「天問2号」が小惑星「2016HO3(カモオアレワ)」とのランデブーに成功したと明らかにした。約400日間、約10億キロの旅を経てカモオアレワから20キロの位置に到達し、科学探査を開始した。

 ミッションチームの関係専門家は次のように説明した。天問2号はカモオアレワへの接近中に映像データを取得した。また、接近中に取得した光学ナビゲーションデータを利用し、カモオアレワの軌道情報の精度をより高め、これまで地上観測のみに基づいて確定されていた位置の誤差を、百キロ単位から1キロ単位へと低減した。

 天問2号は2025年5月29日に四川省の西昌衛星発射センターから打ち上げられ、カモオアレワへの飛行中、深宇宙での状況に応じた動作や軌道修正などを行った。

 今年6月6日に初めてカモオアレワを捕捉すると、7日に3万キロ離れた位置で捕捉軌道制御を実施し、同一軌道面飛行を実現。19日には2千キロの距離に到達した。

 天問2号は今後、サンプル採取に向け、段階的に詳細な科学探査を実施し、カモオアレワの形状と物質の構成、内部構造に関するデータを取得する。

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