中国の東北地区都市サッカーリーグ、地域の観光をけん引

中国の東北地区都市サッカーリーグ、地域の観光をけん引

新華社 | 2026-07-07 09:26:30

6月27日、黒竜江省鶏西市スポーツセンターで行われた都市サッカーリーグ「東北超」の鶏西地区第3節の試合で、ボールを競り合う選手ら。(鶏西=新華社配信)

 【新華社瀋陽7月7日】中国初の省・自治区をまたぐ都市サッカーリーグ「東北超」が、遼寧省、吉林省、黒竜江省、内モンゴル自治区を舞台に熱戦が繰り広げられている。4地域が連携し、多くのサッカーファンがスタジアムに集結することで、地域の文化・観光の活気が高まっている。

 旅行サイト大手「去哪児網(Qunar.com)」のデータから、「東北超」が各地のサッカーファンを引き寄せ、東北地区の文化・観光ブームを力強くけん引していることが見て取れる。吉林省を例にとると、5月下旬の「東北超」の開幕から6月末にかけて、省内の宿泊先として人気が高かった都市は長春、延辺、吉林、通化、白山などで、長春市の南湖公園一帯の商業エリアや紅旗街の万達広場付近のホテルの予約は3割以上増加した。

6月27日、黒竜江省鶏西市スポーツセンターで行われた都市サッカーリーグ「東北超」の鶏西地区第3節の試合で、選手を応援する観客。(鶏西=新華社配信)

 「東北超」で4省・自治区が連携して提供する観戦チケット半券優待、大会限定特典、地域全体をカバーする文化・観光ルートなどがあることで、他地域から来る多くの観光客は、試合を観戦してすぐに帰るのでなく、じっくりと街歩きを楽しみ、ご当地グルメを味わうようになった。本場の味や地域の特色の魅力を打ち出す多くの地元商店は、自分たちの都市で開催される大会の恩恵を享受し、持続的な人気と売り上げを獲得している。

 中国東北部の多くの地域では、サッカーリーグと観光地を結びつけた「連動」企画も実施されている。吉林省では「超」吉林観光シリーズとして129のテーマ別コースを設け、多くの観光スポットで共通チケットや割引チケットなど多様な優遇措置を実施。スポーツによる集客効果を観光・文化産業の集客につなげ、消費拡大へ転換している。瀋陽市では北京からの観光客を対象に入場料無料の優待を実施、端午節連休(今年は6月19~21日)の同市のホテル予約数は前年同期比で3割近く増加した。(記者/姚湜、李典)

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