黄山市黟県西逓村で、無形文化遺産に指定されている民俗芸能「板凳竜(ばんとうりゅう)」を見物する人々。(2025年8月23日、ドローンから、黄山=新華社配信/章社利)
【新華社合肥7月6日】中国安徽省南部と江西省北東部にまたがる古徽州地区は、歴史的には徽州府を中核としていた。徽州文化は南宋時代に形成され、明清期に全盛期を迎えた。
山あいに点在する徽州古村落は、徽州文化を今に伝えている。いにしえの人々は山や水辺に沿って住居を構え、一族を繁栄させた。自然の地形と伝統儀礼が融合した独自の建築体系は、中国古代住居建築の模範となった。
黄山市黟県西逓村で披露された無形文化遺産の飾りちょうちん「花灯」。(2024年10月3日撮影、黄山=新華社配信/方竜)
安徽省黄山市黟(い)県の西逓村は、徽派建築の代表例として世界文化遺産に登録されている。「徽州三絶」と呼ばれる民家、祠堂、牌坊(村の入り口に設けられた門)は西逓の古建築の核心を成している。北宋時代に創建され、約千年の歴史を持つ村には明清期の古民家155軒、祠堂3棟、牌坊1基が現存し、巧みな配置や構造、美しい装飾、精緻な意匠により「明清期民家の博物館」とたたえられている。(記者/劉美子、白斌)

黄山市黟県西逓村で披露された無形文化遺産の民俗芸能「板凳竜(ばんとうりゅう)」。(2025年8月23日、黄山=新華社配信/汪澄)