中国初の総合航空観測機、初飛行に成功

中国初の総合航空観測機、初飛行に成功

新華社 | 2026-07-06 11:06:00

「Y-12F」大気総合航空観測機。(北京=新華社配信)

 【新華社北京7月6日】中国航空機大手、中国航空工業集団は4日、中国初の大気環境総合観測固定翼機となる「運12F(Y-12F)」大気総合航空観測機が黒竜江省ハルビン市の平房空港で初飛行に成功したと発表した。

 「Y-12F」輸送機を改造し、大気中の粒子状物質やガス状汚染物質、温室効果ガス、雲に含まれる水分の物理的・化学的性質など複数の汚染物質を高感度かつ立体的に観測する60以上の機器を設置。統合的な航空観測能力を備えている。同機の開発成功は中国の広域大気汚染モニタリングに重要な鉛直方向の観測手段をもたらす。

 Y-12Fは、中国航空工業集団傘下のハルビン飛機工業集団が開発した8トン級汎用・支線用ターボプロップ機で、ペイロードと機内空間に優れる。現時点で中国民用航空局、米連邦航空局(FAA)、欧州航空安全局(EASA)の型式証明を全て取得した唯一の国産民間機でもある。

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