
1日、高格斯台罕烏拉国家級自然保護区の近くに到着した牧畜民の斯琴巴特爾(スチンバートル)さんの牛の群れ。(フフホト=新華社記者/連振)
【新華社フフホト7月5日】中国内モンゴル自治区赤峰市アルホルチン旗の沙日包特嘎査(ガチャ=モンゴル族の村)で1日早朝、牧畜民の斯其格瑪(スチグマ)さん一家が夏の放牧地に移動するため荷造りを始めた。
アルホルチン草原の遊牧システムは総面積500万ムー(約33万3300ヘクタール)に及ぶ。牧畜民たちは水と草を求めて季節ごとに放牧地を移し、土地を休ませながら暮らす。同システムは2022年、国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定された。

1日、牧畜民の斯琴巴特爾(スチンバートル)さん一家が営むアグリツーリズム施設の近くを流れる川辺で草をはむ馬の群れ。(ドローンから、フフホト=新華社記者/連振)
毎年3月1日から6月15日までは、冬の放牧地の草原を休ませるため放牧休止期間となり、牧畜民は牛や羊を囲いの中の畜舎で飼育する。移動シーズンになると夏の放牧地へ移り、家畜に新鮮な草を食べさせ、草原の草の生産量と家畜の頭数のバランスを維持している。
今年の夏は、1200世帯以上の牧畜民と8万5千頭(匹)の家畜が移動した。東・中央・西の3ルートに分かれて、1~3日の間に段階的に烏蘭哈達(ウランハダ)や雅図特(ヤトート)などの遊牧エリアの中心部へ集団別に移動し、3カ月間にわたる遊牧生活を開始した。(記者/娜仁通力嘎、胡警丹)

1日、牧畜民の斯琴巴特爾(スチンバートル)さん一家が夏の放牧地で営むアグリツーリズム施設。(ドローンから、フフホト=新華社記者/連振)

1日、生活用品をまとめ、車へ運ぶ斯琴巴特爾(スチンバートル)さん一家。(フフホト=新華社記者/連振)

1日、夏の放牧地に到着した牧畜民の斯琴巴特爾(スチンバートル)さん一家。(フフホト=新華社記者/連振)

1日、移動の途中で夫と息子を待つ斯其格瑪さん。(フフホト=新華社記者/連振)

1日、伝統的な移動式住居「ゲル」を組み立てる斯其格瑪さん。(フフホト=新華社記者/連振)