3日、大連港に停泊する第16次北極海科学調査隊の砕氷船(奥から)「雪竜」「雪竜2」「極地」。(ドローンから、大連=新華社配信/桂子雲)
【新華社大連7月4日】中国自然資源部が組織した第16次北極海科学調査隊の砕氷船「雪竜」「雪竜2」「極地」が3日、遼寧省大連市を出発した。北極海の調査は第15次5カ年規画(2026~30年)のスタート後初めて。調査船「探索3」を含めた4隻体制で実施し、10月上旬の完了を見込んでいる。
王金輝(おう・きんき)隊長は次のように述べた。地球温暖化により北極の自然環境は急速かつ深刻に変化しており、海氷融解などの傾向が強まっている。これは人類の生存と発展という共通の運命に関わり、世界的意義と国際的影響がある。北極総合調査の継続は地球規模の気候変動に対応し、北極地域の持続可能な発展を推進する上で重要な基礎となる。
3日、「雪竜2」から見送りの人々に別れを告げる第16次北極海科学調査隊。(ドローンから、大連=新華社配信/桂子雲)
今回の調査は気候変動とその影響を中心に、北極海の重点海域で海氷、水文、生物、生態系、大気環境などの総合的な調査・観測を行う。ガッケル海嶺の形成メカニズムや海洋地殻の動的進化など国際的な最先端の課題にも取り組む。ロシア、ドイツなどの研究者とも協力し、中国と国際社会が北極をより深く理解、保護し、北極ガバナンスを展開するための科学的裏付けを提供する。
3日、出発に備える第16次北極海科学調査隊の砕氷船「雪竜2」(手前)。(ドローンから、大連=新華社配信/桂子雲)
3日、「雪竜2」から見送りの人々に別れを告げる第16次北極海科学調査隊員。(大連=新華社記者/温競華)
3日、出発に備える第16次北極海科学調査隊の砕氷船「雪竜2」(手前左)と「極地」(同右)。(ドローンから、大連=新華社配信/桂子雲)
3日、大連港を出発する第16次北極海科学調査隊の砕氷船「雪竜」(奥)。(ドローンから、大連=新華社配信/桂子雲)
3日、「雪竜2」で出発を喜ぶ第16次北極海科学調査隊員。(大連=新華社記者/温競華)