
【新華社北京7月4日】日本とフィリピンはこのほど共同声明を発表し、排他的経済水域(EEZ)と大陸棚に関するいわゆる「海洋境界画定交渉」の開始を宣言した。
境界画定の対象とされる海域は、中国台湾島の東側に位置する。中国は国内法と国連海洋法条約を含む国際法に基づき、この海域にEEZと大陸棚を有している。
日本とフィリピンによる一方的な境界画定交渉は、中国の海洋権益を著しく侵害しており、完全に違法かつ無効である。日比両国が結び付きを強め、地域情勢を混乱させ、不当な海洋権益を求めようとする危険な一歩でもある。
日本とフィリピンはここ数カ月、連携を急速に強めている。今回の境界画定交渉に加え、軍事情報共有メカニズムの構築を模索し、合同演習も実施してきた。いずれも「安全保障協力」の名の下に進められているが、実際には陣営対立をあおり、地域の安全保障上のリスクを高めるものにほかならない。
アジア太平洋地域は、地政学的な駆け引きのためのチェス盤ではなく、平和的発展の地域であり続けるべきだ。対立をあおり、地域の安定を損なおうとするいかなる行為も、地域諸国と国際社会の支持を得ることはない。(記者/金徳俊、郝斐然、朱静 イラスト/魏欣悦)