16日、第7回多国籍企業リーダー青島サミット開幕式の会場。(青島=新華社記者/李紫恒)
【新華社青島6月25日】中国山東省青島市で17日までの3日間、第7回多国籍企業リーダー青島サミットが開催された。「多国籍企業と中国-手を携え『第15次5カ年規画』が開く革新と未来へ」をテーマとし、世界44カ国・地域から多国籍企業357社が参加した。
今回のサミットでは、開幕式およびメインフォーラム、会見・会談、並行フォーラムの三大セクションで29の主要イベントが開かれた。サミット期間中には、インテリジェントコネクテッド新エネルギー車やロボット、バイオ医薬、ハイエンド装備などの新興産業が各界の議論の中心となった。継続的に最適化されるイノベーションエコシステム、整備された産業チェーンによる支援体制、明確な産業高度化計画は、中国市場に深く根差した多くの多国籍企業に強い自信を与えている。
米通信特許企業、アバンシのウタ・シュナイダー・グローバル政府渉外担当バイスプレジデントは「中国はアバンシにとって最も重要な市場の一つで、わが社が世界的なライセンス事業を構築する上で重要なパートナーでもある」と述べた。同氏は、中国の「第15次5カ年規画(2026~30年)綱要」が知的財産権保護や特許の質の高い発展に力点を置いていることは、中国で事業を展開する外資系企業にとって安定的で透明性の高い制度環境を作り出していると指摘した。また、中国が特許ライセンス関連政策を継続的に整備し、グループライセンスモデルの業界における価値を認めていることは、中国と海外のイノベーション協力にとって良好なプラットフォームの形成につながっているとの認識を示した。
16日、サミットの開幕式前に取材を行う報道陣。(青島=新華社記者/李紫恒)
中国の急成長する新興産業と継続的な経済情勢の改善は、世界中の資本を引き付ける中核的な強みとなっている。サウジアラビアのエネルギー・水インフラ事業企業、アクワパワー(ACWA Power)のグローバルエグゼクティブバイスプレジデント(EVP)兼中国地区担当プレジデントのサレフ・アル・ハブティ氏は、同社は一貫して中国の発展の先行きと経済の強靱(きょうじん)性を高く評価していると述べた。同氏は、グリーン(環境配慮型)エネルギーや人工知能(AI)、新エネ車などの分野における中国の飛躍的な発展は、幅広い協力の余地を切り開いたと指摘。中国経済の質の高い発展の勢いは長期的に堅調であり、中国企業の技術、エンジニアリング、資金面での強みが、今後も中国と海外の協力プロジェクトを後押しし、互恵・ウィンウィンを実現するだろうと語った。
40年近くにわたり中国に根を下ろしてきた中国デンマーク商会(在中国デンマーク商工会議所)の全国創設会長であり、トレイトン・グループ(Trayton Group)創業者のシモン・リヒテンベルク(Simon Lichtenberg)氏は、中国の産業イノベーションの活力を深く実感しているという。同氏は、中国企業は技術革新への意欲が非常に強く、新技術の実用化、普及、反復のスピードは世界トップクラスだと評価し、中国の産業エコシステムに深く溶け込むことが外資系企業の構造転換と高度化の鍵であるとの見解を示した。その上で、外資系企業は競争という視点にとどまるよりも、むしろ中国側とあらゆる分野にわたり業界横断的な協力を積極的に展開し、中国の成熟した技術体系と産業規模を活用することで、自社の生産効率を最適化し、グローバル市場での事業展開を拡大すべきであると強調した。(記者/王歓、邵琨、張昕怡)
16日、山東省青島市に設置された第7回多国籍企業リーダー青島サミットのモニュメント。(青島=新華社記者/李紫恒)
16日、サミットで交流する参加者。(青島=新華社記者/李紫恒)