9日、ドラゴンボートに色を塗る鄭祥竜さん。(秭帰=新華社記者/伍志尊)
【新華社武漢6月13日】中国の伝統的な節句、端午節(旧暦5月5日、今年は6月19日)が近づき、湖北省宜昌市秭帰(しき)県を流れる長江沿いでは、ドラゴンボートの漕ぎ手のペースを合わせる太鼓の音が響いている。同県は戦国時代の詩人、屈原(くつ・げん)の故郷として知られ、端午節は屈原を記念するための節句だとされている。
2000年以降、伝統的な木製のボートに替わり、軽量で耐久性に優れたガラス繊維強化プラスチック(FRP)製のボートが使われるようになった。同県は今年、木製ボートによるドラゴンボートレースの復活を決定。ドラゴンボート製作技術の市級無形文化遺産代表的継承者、鄭祥竜(てい・しょうりゅう)さん(70)が製作を担った。
9日、ドラゴンボートの竜の首にひげを付ける鄭祥竜さん。(秭帰=新華社記者/伍志尊)
鄭さんは22歳で技術を学び、これまでに100艘以上を製作した。今回は職人10人余りを率いて、墨斗(すみつぼ)や斧、のみなどの伝統的な工具を用い、約3カ月かけて14艘を作り上げた。それぞれのボートには郷・鎮の地域の特色が取り入れられ、特に竜の頭部には精緻な細工が施されている。
2026年屈原故郷伝統ドラゴンボートレースは19、20両日、同県徐家沖港湾で開催され、郷・鎮の代表12チームが出場する。木製のボートはレース終了後、地域の風景区に移され、文化展示や観光体験に活用される。
9日、ドラゴンボートに色を塗る鄭祥竜さん(奥)。(秭帰=新華社記者/伍志尊)
9日、ドラゴンボートの竜の首にひげを付ける鄭祥竜さん。(秭帰=新華社記者/伍志尊)
9日、ドラゴンボートに色を塗る鄭祥竜さん。(秭帰=新華社記者/伍志尊)
9日、ドラゴンボートの竜の首にひげを付ける鄭祥竜さん。(秭帰=新華社記者/伍志尊)
9日、ドラゴンボートに色を塗る鄭祥竜さん。(秭帰=新華社記者/伍志尊)