
【新華社タシケント6月7日】中国香港特別行政区の李家超(り・かちょう)行政長官は3~5日、通商代表団を率いてウズベキスタンを訪問し、ミルジヨエフ大統領やアリポフ首相、サイドフ外相と会談した。双方は経済、貿易、投資、金融、科学技術、航空など計35項目の覚書や協定に署名した。
ミルジヨエフ氏は会談で、ウズベキスタン各地域が香港との間で締結した既存の経済パートナーシップがそれぞれの潜在力を深く引き出すことに期待を示し、今回の訪問団がこの目標を強力に推進すると信じていると表明した。サイドフ氏は、香港は国際的な金融・ビジネスセンターとして独自の経験と巨大な潜在力を持つと指摘。ウズベキスタンが経済の近代化を進め、ハイテク協力プロジェクトを実施する上で重要な役割を果たすと述べた。
李氏は、香港は「一国二制度」の下で国内の機会と国際的なチャンスを同時に持つと指摘した上で、今後も「スーパーコネクター」「スーパーバリューアダー(付加価値提供者)」としての役割を発揮し、ウズベキスタンと各分野の協力・交流をさらに深化させていくと表明。ウズベキスタンの質の高い発展目標の実現に協力し、「一帯一路」共同建設のチャンスを共にとらえ、双方さらには中央アジア地域の共同発展を促進していく考えを示した。
李氏によると、今回の訪問ではウズベキスタン政府が香港特区での総領事館設置に同意し、民間航空運送協定が仮調印された。相互のビザ(査証)免除期間を30日間に延長することでも合意した。これにより双方の航空会社が相互乗り入れで路線を開設できるほか、人的往来の利便性が向上する。香港故宮文化博物館とウズベキスタン国立歴史博物館はパートナーシップ協定の締結で一致。今後は共同展覧会も開催していく。(記者/包諾敏)