5月26日、孫雲浩(そん・うんこう)さんの瑠璃作品「鳳凰玉壷春瓶」。(淄博=新華社記者/朱崢)
【新華社済南6月4日】中国山東省淄博(しはく)市博山区に伝わるガラス工芸「博山瑠璃(るり)」は西周時代に起源を持ち、漢から唐の時代にかけて発展し、明清時代に最盛期を迎えた。新中国成立後は大規模生産されるようになり、2014年には「博山瑠璃焼成技術」が国家級無形文化遺産に登録された。
5月26日、孫雲浩(そん・うんこう)さんの瑠璃作品「松石緑八方瓶」。(淄博=新華社記者/朱崢)
「瑠璃焼成技術」の代表的伝承者、孫雲浩(そん・うんこう)さんは1977年、代々瑠璃工芸を手がける家に生まれた。幼い頃から父に師事し伝統の技を深く学び、「鶏油黄」や「松石緑」「鶏肝石」といった博山瑠璃の希少な発色素材の調合・製造技術を習得しただけでなく、瑠璃焼成の技術を新たな段階へと引き上げた。たゆまず努力する孫さんの瑠璃作品は、業界で数々の賞に輝いてきた。
5月26日、瑠璃作品「雲霓」を見せる孫雲浩(そん・うんこう)さん。(淄博=新華社記者/朱崢)
孫さんは伝統的な技術の伝承を基盤とし、無形文化遺産「中国瑠璃」の体験学習プログラムの立ち上げを主導。西洋のガラス芸術の造型言語や空間概念を取り入れ、瑠璃と金属や木材、陶磁器との融合にも着手している。これまでに10人余りの国家級、省級の工芸美術大師や30人以上の高級技師を育成した。
現在、博山区には瑠璃製造企業13社と瑠璃芸術工房が60カ所余りあり、瑠璃製品の70%以上が欧米などに輸出されている。
5月26日、自作の瑠璃工芸品を参観者に紹介する孫雲浩(そん・うんこう)さん(右)。(淄博=新華社記者/朱崢)
5月26日、インドの陶芸家と異文化融合の創作について話をする孫雲浩(そん・うんこう)さん(右)。(淄博=新華社記者/朱崢)
5月26日、デンマークの陶芸家と異文化融合の創作について話をする孫雲浩(そん・うんこう)さん(右)。(淄博=新華社記者/朱崢)
孫雲浩(そん・うんこう)さんが創作した、北京地下鉄4号線の動物園駅にある瑠璃壁画「動物世界」。(資料写真、北京=新華社配信)
5月26日、博山瑠璃の生産拠点「和順炉」の工房で、溶炉の中で加熱される瑠璃工芸品。(淄博=新華社記者/朱崢)
5月26日、博山瑠璃の生産拠点「和順炉」の工房の溶炉の傍らで、瑠璃原料を調整する孫雲浩(そん・うんこう)さん。(淄博=新華社記者/朱崢)
5月26日、博山瑠璃の生産拠点「和順炉」の工房で、職人に技術指導する孫雲浩(そん・うんこう)さん(左)。(淄博=新華社記者/朱崢)
5月26日、博山瑠璃の生産拠点「和順炉」の工房で瑠璃工芸品を作る職人。(淄博=新華社記者/朱崢)